E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(62)

先日、自民党総裁に選出された安倍晋三元首相が掲げたんは「うつくちーくににほん」やったが、歴史ちゅうのんは過去のプラスもマイナスも素直に受け止めてこそ価値があんねんさかい、己の都合の悪い部分をウソで塗り固めた歴史なんぞ標榜さらしよったらしば…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(61)

第二次大戦が起こった最大の理由は、第一次大戦後にヨーロッパに蔓延した平和主義(厭戦主義)である。このことを教えんでは歴史には何の意味もナイ。戦争を起こさせん為には、「や○きのそこまで言って委員会」でお馴染みの田嶋陽子みたいな連中をこの世から…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(60)

今から10年前に、G・W・ブッシュ米大統領が一般教書演説で、北○鮮とイラン・イラクを「悪の枢軸」と非難した。 んで、今から75年前に、F・D・ルーズベルト米大統領も日本を無法国家呼ばわりした。つまり、当時の日本は米国から見たら北○鮮並みの国家やってん…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(59)

今回は初手から少々物騒なこと言わしてもらおう。わしは前回「中国との戦争は起こらん」と書いたが、過去に民主党代表選の予想を見事におっぱずしとるぐらいやさかい、わしの予想は当たらん可能性が高い。わしはブロガー止まりで評論家にはなれん。 生活物資…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(58)

今日(23日)の夜にNスペで日中・日韓関係の番組やっとったんで見たが、そん中で、この教科書に推薦文寄しとるジャーナリストの櫻井よしこは、日韓間に歴史教育の違いがあることを双方が認めることが、日韓両国にとって有益であるてな主張をしとった。韓国…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(57)

中国の共産党支配体制が崩壊し、その国土が四分五裂しようものなら、我が国をはじめ周辺諸国への影響は多大なモノになるやろうが、中長期的な視野から見れば、その方が北東アジアの安全や経済のためにも有益やろうことは理解でける筈や。それに、中共を倒さ…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(56)

ワシントン条約をまとめた原とロンドン条約締結を指揮した浜口雄幸が共に凶刃に倒れたことから、当時の国民の空気を読み取ることがでけるが、尖閣・竹島問題を抱えてる現在の日本にもほぼ同じ空気を感じる。これによって憲法改正に向かう雰囲気を醸成された…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(55)

「統帥権の独立」ちゅう文言を教科書に載すんやったら、統帥権て何なんかの記述が要るやろう。せやけど、それをちゃんと説明しよう思たら、戦争の本質を論じる必要があるやろう。 現在の日本では、軍隊(自衛隊)の最高指揮官は内閣総理大臣であり、しかも内…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(54)

現今の世界情勢は、橋下のコスプレ維新の会の擡頭に加え、世界同時不況やの、中韓の反日運動やの、TPP(環太平洋経済連携協定)加盟問題やのと、第二次大戦前夜そっくりになってきた。日本の政治家や外交官には、歴史の基礎知識がしっかりとした人になっても…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(53)

昭和の序盤20年は、経済恐慌に始まり世界大戦に終わったとんでもない暗い時代やった。戦争はその残虐性を属性とするとされるが、理論的には一発の弾も撃たれず一滴の血ィも流れん戦争かてある。それに、不況は一発の弾も使わずに幾億の人間の生存を脅かす…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(52)

中国でむちゃむちゃな反日暴動が起こって、日系企業の店舗や工場がエラいことなっとるらしいが、こんなことして困るんは雇用がのうなる中国人の方やのにのう。度重なる易姓革命を経ただけあって、物事を中長期的視野に立って見ることに慣れてへん中国人らし…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(51)

歴史を学ぶ人には、軍縮はエエこととは限らんことをあわせて学んでもらいたい。なぜなら、戦争は軍縮を契機として勃発することもあるちゅうことが20世紀初頭の歴史の要諦なんと違うけ。軍拡の見方もまた然りや。戦争は軍事力のバランスが崩れたときに起こる…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(50)

当初の目論見では、このシリーズは50回程度で終わるやろうと思とったが、その杜撰脱漏たるや想像を絶するものがあって、まだ終わりそうにあらへん。 今回は非常に書きにくいことを敢えて書く。水平社などによる部落解放運動は成果を挙げ、現在でも庶民レベル…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(49)

少々時代の流れが前後するが、原敬を「平民宰相と呼ばれた」では物足りんちゅうかおもんない。歴史は美談を載したり辺幅を飾ったりするよりも赤裸々に書いた方がオモロイ思うし、ホンマのこと違うかったら教訓にもならんのではあるまいか。 原は自ら爵位を持…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(48)

わしも、「大正デモクラシー」時代のことを全部事細かに書けとは言わん。ただの、ナンボ明治憲法がお粗末やったからちゅうて、この時代の政府も議会も政党も財界もマスコミも国民もお粗末やったことは指摘されんとあかんちゅうことや。要するにこの時代は昭…

わしは単純な○神ファン(200)

9回裏1死1塁、代打金本の打球はエエ角度で上がったが、解説席の吉田監督の言う「浜風という壁」に阻まれ、比屋根(ヤクルト)の体を張った好捕にも阻まれた。ある意味、金本さんが○神に来てからの10年間を象徴するかのような幕切れやったが、過去に、こ…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(47)

「大正デモクラシー」の表題で以て教科書を書くんやったら、その時期がどんだけ民主的な社会やったかを書くんがスジやろう。風潮と実体とのギャップを伝えんで何の教科書やちゅうねんアホが。 選挙干渉で内外の批判を浴びた第2次大隈内閣が倒れるに際して、…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(46)

この教科書読んでるだけやったら「大正デモクラシー」は結構エエ政治しとってんなと錯覚してまう生徒が続出してまいそうなんで、相当量の補足が必要やと思う。 大正政変で倒れた第3次桂内閣の後を受けて成立した第1次山本内閣では、政権を連続してひっくり…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(45)

やはりわしでも今夜は○神よりも最終予選の方が気になったが、そんでもこれは最後まで書きたい思うんで今日(11日)も書く。 第2次西園寺内閣が倒れたんは、伊藤の暗殺で山県狂介有朋が出しゃばるようなって、陸軍2個師団増設せよと内閣に圧力かけてきよっ…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(44)

第一次大戦から第二次大戦までの欧州の歴史は、戦争がどないして起こるんかを知るのに恰好の教材である。特に平和主義者を親に持つ中学生は心して勉強して欲しいとこやでここは。 ロシア革命は要するにこれまでの世襲帝政がソヴィエト共産党ちゅう貴族に支え…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(43)

昨日(9日)出かける前に「や○き不在の委員会」見てんけどの、「世襲外交官はやっぱしあかんな」て思たんは恐らくわしだけではあるまいよ。ただ、同情すべきは、彼ら外交官には軍事力ちゅうパートナーが欠けとることやけどな。 外交史も歴史の一分野であり…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(42)

近現代史の検証はホンマにしんどいが、ここまで来たら最後まで行かんとあかんやろう。 渋沢栄一によるとやな、伊藤俊輔(博文)が維新前に山尾庸三と共に国学者塙次郎をぶち殺したらしいがな。これはまだ確定してへんねんし、「大日本人名辞書」でもんなこと…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(41)

この教科書は「新しい歴史教科書をつくる会」によるものやなしに、正確にはそっから分裂してでけた「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(略称・教科書改善の会)」によるモノらしい。こんなモンわしに言わしたら、「教科書改悪を進めるア…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(40)

高校の時、「歴史なんか覚えるだけやのに、そんなんもでけん奴はアホや」ちゅうとった奴がおったが、わしに言わせれば、んなこと吐かす方がアホである。歴史はそない観念的なモンばっかしででけてる程単純やナイやろう。 一例を挙げたら、英国の産業革命にお…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(39)

社会科の教科書は思想的に中立であることが求められとるみたいやが、中立性を重んじる余り学習が妨げられるようでは本末転倒や思うがどないだ。 桂・タフト協定や改正日英同盟などによって、どっかを植民地化すんのには国際的なコンセンサスが必要であること…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(38)

20世紀前半の日本の歴史についてあれこれ言うのんはめっちゃエネルギーを使う。せやけど、ここを乗り切らんかったら最後まで行かんので、この胸突き八丁をどうにか乗り切りたい思う。 ロシア駐在武官田中義一(オラガビール)は、ロシアの陸軍士官学校を視察…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(37)

中国や韓国で行われとる「歴史教育」なるものはおよそ教育とはちごて、非科学的な洗脳と思われる。わが国はこれら野蛮国みたいなことしやんと、文明国らしく事実に基づく人文科学の教育をちゃんと行いたい。せやのに、教科書がこのテイタラクではそれは期待…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(36)

日本はやっと立憲君主制国家に進化してんけど、国の制度にはまだまだ問題があった。 一つには帝国議会選挙の投票権の範囲の狭さである。直接国税15円以上を納める25歳以上の男子では、民意を十分に汲み上げることなど不可能やったろう。ところで、この直…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(35)

「明治14年の政変で大隈は政界から追放されたが、政府は国会開設は不可避とした」ちゅう行も、歴史の初学者には俄に納得でけんやろう。これは、開拓使官有物払下げ事件は世間の憤激を買うて、政府もそれを無視でけんかったからや。輿論から超然としてたは…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(34)

「戦争に勝つのに軍事力なんかいらん。核のボタン押すだけでしまいや」ちゅう発言は小学生までで卒業すべきである。核は敵国の国土をその住民もろとも灰にすんのには有効やけど、経済植民政策を有効に機能さすのんには、他国民を如何に有効に用いるかがその…