E-BOMBERのアホアホブログ

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「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(62)

 先日、自民党総裁に選出された安倍晋三元首相が掲げたんは「うつくちーくににほん」やったが、歴史ちゅうのんは過去のプラスもマイナスも素直に受け止めてこそ価値があんねんさかい、己の都合の悪い部分をウソで塗り固めた歴史なんぞ標榜さらしよったらしばくぞ。




 20世紀中葉の日本の外交当局のアホなことは、ソ連邦みたいなエエ加減な国を頼みにしたこっちゃな。まあこれだけ聞いたら「今やから言えるこっちゃないか」て反駁されるかしらんが、考えて見ィよ。ロシアは第一次大戦とき単独媾和さらしよった国やぞ。条約とか国際協約破る国て信用でける訳あらへんやろが。日本が人良すぎる言われたら返す言葉あらへんが、国際条約とか平気でなしにする国ておのれから信用失くしにかかっとるとしか思えんやろが。わしは国連なんぞを頼りにする奴はアホや思うが、国家間の信義を平気で破る国に未来はあらへんど。




 ナチス・ドイツとソヴィエト・ロシアは国際条約を平気で破る三流以下の国家である。そない断定でけんかった当時の日本の外務省はアホである。松岡洋右みたいなどうしょうもナイんを今でも撥ね付けれんかったら日本は破滅やぞ。かちゅうて、弱腰でも柳腰(sengoku)でもあかんが。




 個人的な感想言うてすまんが、日本て真ん中ないんか?小泉郵政改革総選挙の時かてせやったが、なしてこの国の民は極端に動くんかいなて思たわいな。民主・自民の既成政党もあかんが、どことは言わんが第3極かてあむないど。ヒトラーかて1930年代ドイツの輿望を担ったその人やねんぞ。まあ伊丹のラブホでコスプレ遊びしとった男でも日本国憲法を一方的に停止することはでけんやろうが。




 目先の利益に目ェ眩んでろくでもない国と同盟・協商・条約結んで云々と後世の歴史家が当時の日本を貶すんは容易いが、当時の焦臭い世界情勢の中でどの国と結ぶんがベストやったんかを探るんは、当時は日本を含めてマトモな大国はあらへんかってんさかい至難の業やったやろうちゅうんが正直な感想や。せやけど、どこにもマトモな国がなかったらおのれがよりマトモな国になられへんかったんかて無念に思う。今の日本かて北東アジアで孤立しかかっとるが、非は我に在らず。尖閣竹島も我が領土である。国連は頼みとするに足りん機関やけど、ICJ(国際司法裁判所)選択条項受諾宣言は絶対に撤回してはならん。(つづく)