E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

2012-01-01から1年間の記事一覧

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(85)

夏に始めたこの連載もようやっと終わりである。わしには連載ブログを書くんが向いてるみたいなんで、丁度エエネタにはなってはくれたが、教科書批判をいつもの通りエエ加減な姿勢で書く訳にもいかんので、それなりに気ィ使いながら書いて来た。一回だけ暴走…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(84)

冷戦終結で2つの超大国の対立が解けたことによって、これまで影を潜めとった民族自決が首を擡げ、宗教対立もこれまで以上に先鋭化したちゅうこっちゃな。シリア内戦かて十年一日のシーア派とスンニ派の対立を背景にしとる訳やしのう。 イラク戦争では平和憲…

自民党に憲法「改正」はムリやな

昨日投開票された総選挙の結果、民主が予想を上回る地すべり的惨敗を喫し、その敵失によって自民党が単独過半数どころか、単独でも安定多数を窺う大勝利を収めた。他の改憲派政党を含めれば3分の2の議席を確保し、衆議院だけは憲法改正発議ができる条件が…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(83)

歴史教科書にスポーツ選手の実名を載すんはもちろん悪いことではないが、その人選は慎重でなかったらあかん。「フジヤマのトビウオ」古橋廣之進や「世界の本塁打王」王貞治は、現役引退後の働きもあるんで教科書に載る価値は十二分にあると思われる。せやけ…

こんな呼び方したら怒ってくるやろなあ(31)

徳光和夫のことをマングローブのおじさん言うたら気ィ悪いやろのう。

こんな呼び方したら怒ってくるやろなあ(30)

先日、テレビで池田理代子原作のヅカ歌劇「ベルサイュのばら」を瞥見して思い出した(発表当時、「ュ」て小さい字ィで表記してあったことを覚えてる人はそない多くはあんめえよ)。 ずいぶん前の話やが、夏目漱石直系の不肖の孫のポンチ絵作家がこれのパロデ…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(82)

トム・クルーズ主演の「トップガン」(1986年米・日本配給は翌年)は、東側に対する米空軍力のデモンストレーションの一環として制作されたちゅう話がある。それがどんだけ奏功したんかは知る由もないが、兎も角ベルリンの壁は崩れ、ルーマニアでは立原啓裕…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(81)

この歴史教科書も愈々、わしも記憶のある「便所紙騒動」の時代に入った。ここにもあるように、日本は70年代に既に省エネの時代に入っておって、京都議定書通りのことやっとったら、石から水を絞るようなことせんならん。どの先進国も同時期を基準に炭酸ガス…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(80)

日米安保と社会党と来れば思い出した。李承晩ラインで日本の漁船が次々と拿捕され、死者まで出てんけど、ある漁業関係者の社会党議員への陳情が功を奏して、国会質問で「日米安保条約に則って米軍に韓国を攻撃させよ」との発言が飛び出すに至った。つまり社…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(79)

朝鮮戦争は日本の再軍備にもつながった(ゴミ売りはこれを「逆コース」と書き、この語はサヨクに伝わって定着した)ことが特筆されるけど、警察予備隊→保安隊→自衛隊を「発展」て言えるんかどうかには議論の余地が大アリやろう。自衛隊は、自分から撃ったあ…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(78)

児島襄「朝鮮戦争」によると、この戦争は南北共に誤算の連続やったことが分かる。北朝鮮の側は、自軍が速やかに韓国全土を制圧してしもたら、米国の介入はあらへんやろうと高をくくってたらしい。せやけども、北朝鮮軍は洛東江北岸までしか侵攻でけんかった…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(77)

朝鮮戦争は我が国に朝鮮特需を齎しただけでなく、その後の韓国と日韓関係にも暗い影を落とすことになってんし、しかも、朝鮮戦争の過程を学ぶだけでも、歴史を学ぶことの意味が理解でけるんで、中学教科書といえども、隣国の悲劇を詳細に記述する必要性を感…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(76)

さて、ここから本格的に現代史に入ったんだが、国連についての記述がさらりとしすぎてるんが物足りん。国連の問題点を抉り出すんには国際連盟との比較が一番分かり易いんだが、それが全然あらへんのはあかんやろう。国際連盟には、常任理事国やった日本に対…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(75)

昭和戦前史を語る上で、昭和天皇のことを触れずには前に進めん。彼の人は英国長期滞在を通じて、立憲君主への志向を強めたらしい。 敗戦後、日本共産党委員長を務めたことのある田中清玄は天皇に対して「何であのときに開戦を止められなかったんか」と問い質…

(三宅のジジイ逝く)僭上な態度は好かんかったが悪い男ではなかった

「たけしのTVタックル」や「た○じんのそこまで言って委員会」で「バカモン」を連発しとった三宅のジジイにもとうとうお迎えが来た。田嶋陽子との言い争いももう見れんようなってしもたか。 この男は事あるごとに「黙ってなさい」と僭上な態度でモノを言うと…

(三大学不認可問題)敢えて眞紀子さんを擁護してみる

田中眞紀子・文部科学相が三大学を不認可にしたことは、誰がどない見たかて理不尽であり、入学・編入学を取り消されたり、第一志望の大学が受けられんようなった生徒や学生の心情は察するに余りある。 しかも田中文科相は批判を受けて取って付けたかのように…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(74)

新憲法の中身については別に議論する機会があるやろうからそれについては省くことにするが、新憲法の制定の過程については一応触れとかんとあかんわな。 GHQの要求に応じて憲法改正することになったが、旧憲法は近代立憲主義に基づいた憲法であり、部分的な…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(73)

この教科書の書きっぱなしな姿勢にはエエ加減うんざりする。まあ、どこの教科書かてこんなモンなんやろうが。「農村では農地改革が行われ、小作人に農地が与えられて、その後、自作農が大幅に増えました」か。確かにその通りやけど、中小の自作農が増えたん…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(72)

マッカーサー司令官と並ぶ”Japanese Emperor Hirohito”の写真は日本国民に屈辱を以て迎えられてんけど、これにはある程度やむを得ん事情がある。 ちゅうのんも、「詔書」の文言が難解に過ぎて、これを「天子様が愈々戦争を真剣に始める決意をしなさった」て…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(71)

やっと現代史にまで漕ぎ着けた歴史教科書批判やが、現代史にもツッコミ所がようさんありそうで頭痛いわい。 「連合国は新たな戦争を防ぐため、国際連合を結成した」とは、執筆者が国連をしらんことを如実に表しとるなこれは。連合国(united nations)ちゅう…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(70)

戦争に負けた途端、それまでに「日本の勝利を信じへん奴は非国民じゃ」やなんて眠たいことを吐かしとった大人が掌を返したように、「あの戦争は間違いやった」やなんて放きよるようになってんさかい、当時の国民学校や旧制中学の児童・生徒は、大人の変節に…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(69)

広島・長崎の惨禍にソ連参戦と来て、最早誰の目ェにも敗戦が明らかになっても、情けないことに政府も軍部もその決断をよう下せんかった。これは、明治憲法によると責任の所在が天皇に集中しており、無条件降伏するとその累が天皇に及ぶことを政府と軍部が恐…

わしは単純な○神ファン(202)

この12年間、クジ運の悪さに苛まれて来たドラフト会議やったが、ようやっとその悪い流れが断ち切れて良かったわい。 藤浪君を初めとする新入団候補者の皆々様には、心からおめでとうと言いたい。せやけど、彼らが虎になれるかトラネコで終わるかは、個々の精…

(「ハシシタ」問題)下品な男佐野眞一が橋下を下品と吐かす

橋下のコスプレを扱き下ろすことが安倍晋三のそれと同様に「社是」と見える朝寝新聞であるが、橋下叩きの目的のために手段を選ばん傾向が遂に極北に達したらしい。「週刊朝寝」(朝寝新聞出版(旧朝寝新聞出版局))で連載を開始した「ハシシタ」を読んで、…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(68)

自国に都合の悪い史実に蓋をして、己に都合のエエことばっかし書いたある歴史教科書読まされてる生徒には同情を禁じ得ない。米軍の「爆撃は(中略)国際法で禁じられている商業地、住宅地にも無差別に行われるようになり」とあるが、それは確かに事実ではあ…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(67)

十数年前、「週刊朝寝」に司馬遼がある連載を書いてたん(司馬遼逝去後のことかも分からんが)に載ってたんやが、戦前、とある海外から来た女性に、日本が将来どないなるかを尋ねたところ、「日本は滅びる」との回答を得たそうや。何で滅びるんかを畳み掛け…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(66)

日本経済の「失われた20年」と、福島第一原発事故後の日本政府と東電の醜態を予言できとったら、トインビーの日本買いかぶり発言はなかったに違いない。西側国家の破滅の先覚者の烙印を押されるんが関の山ちゃうんやろか。 当時の日本もまた欧米列強と同様…

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(65)

日本の歴史は、「戦禍」ちゅう単なる戦争の属性を論うためにあるんとは違う。分かりやすう言うたらやな、「恐慌」とか「敗戦」とか「原発事故」とかの惨禍を防ぐためにあるんや思うで。何でや言うたら、戦争の残虐性をナンボ声高に叫んだかて、戦争をなくす…

わしは○○と同い年じゃ(2)

江頭2:50以上に痛い同い年を探すんは大変やと思とったが、ある意味もっと痛いのんがおったわい。わしは長嶋一茂と同い年じゃ。 これが例えば古田敦也とかやったら痛ないんでおもんないんやな。「いわゆるひとつのアホ息子」以上に痛い球界関係者はおらんやろ…

わしは○○と同い年じゃ(1)

自分と同い年であることを苦痛に感じる人物を敢えて挙げることによってブログギャグにすることを思いついた。少々痛いが、一応新シリーズがでけた。わしは江頭と同い年じゃ。 「『新しい日本の歴史』はやっぱしあかんかった」みたいなブログネタ書いてると却…