E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(37)

 中国や韓国で行われとる「歴史教育」なるものはおよそ教育とはちごて、非科学的な洗脳と思われる。わが国はこれら野蛮国みたいなことしやんと、文明国らしく事実に基づく人文科学の教育をちゃんと行いたい。せやのに、教科書がこのテイタラクではそれは期待でけん。




 公民の知識が十分でない中学生にいきなり関税自主権言うて分かれとは何ちゅう乱暴な教科書じゃこれは。ノルマントン号事件領事裁判権の説明しとるのに、「自由貿易政策」「保護関税政策」とかの説明が抜けとるわい。




 鹿鳴館は「極端な欧化政策」とちごて、単なる「欧米列強に対する媚態」ともっとはっきりと書けやアホ。でなかったら、外国人裁判官任用の説明にもならん。




 日英通商航海条約日清戦争の関係をもっと分かりやすう書かんとあかん。戦争を遂行するに当たって、勝利するための4つ目のMと言われるマジョリティを確保することがどんだけ大切なんかを理解させんで、歴史を教える意味なんかあらへんわい。ちなみに、戦争の勝敗を決める3つのMとは、人(man)、武器(machine)、ゼニ(money)のことである。




 興宣大院君(「大院君」は朝鮮国王の父の称号)李昰応の独立党は兎も角、閔妃一族率いる事大党の名の意味にも解説が欲しい。言うまでもなしに大(清朝)に事(つか)えるちゅうこっちゃが、歴史では歴史用語の詳細な解説も時には必要になる。東学党の「東学」についても同様やろう。




 日清戦争陸奥条約によって勝利でけた訳やし、しかも近代戦争は国際協調を無視しては勝てんことを日本はここで学んだ筈やのに、後世のアホな政治家と軍人が敗戦に導いたことを主張しといてもバチは当たらんやろう。当時の欧米は独仏露同盟と英米協商が対立しとって、日露戦争はその代理戦争やったことを明確に示すことも必要や思われるんやが、何に遠慮しとんねん。




 ロシアは対外膨張政策とそれを遂行するための不凍港の確保が伝統の国やさかい、日本との衝突は不可避やった。ところが、日本の決断が遅れたことで、日本陸軍満州で苦戦を強いられることになる。それを次に書くことにする。(つづく)