E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(79)

 朝鮮戦争は日本の再軍備にもつながった(ゴミ売りはこれを「逆コース」と書き、この語はサヨクに伝わって定着した)ことが特筆されるけど、警察予備隊→保安隊→自衛隊を「発展」て言えるんかどうかには議論の余地が大アリやろう。自衛隊は、自分から撃ったあかん「けったいな軍隊」で、こんなん持ってんのん世界広しと雖も日本だけやろう。




 それにしても、アメ公・GHQの徹底したご都合主義には恐れ入る。新憲法で陸海空軍の所持と国の交戦権を否定しときながら、朝鮮動乱が勃発したら掌を返すみたいにこれやからな。




 日本がソ連邦の歓心を買うてまでして、国連に加盟したことについても言いたいことはある。せやけども、国連に世界で2番目にようさんゼニ出してる国やねんさかい、国連をもっと利用でけんモンなんかいのう。「わしらの主張が容れれんのやったら、国連にゼニ出すんやめるどワーレー」ちゅうた具合にの。




 なしてこの教科書は世界初の人工衛星スプートニク」の名を書けんねんな。わしも「スプートニクショック」を知ったんはマンガやったが、教科書がマンガに負けてどないすんねんアホ。それにやな、人によっては「ハンガリー動乱」をしらんでも、コンサートでお馴染みの「プラハの春」を知っとる場合かてあんねんやんけ。どっちゃも載せるぐらいでなかったら、教科書として不親切やろう。




 それにやな、何でホーネッカーがわざわざベルリンの壁を築いてまで東ベルリン市民が西ベルリンに逃亡するんを防がなあかんかったんかを書かんでは不親切やろう。わしやったら、「これは『脱北者』とおんなし理由である」て踏み込んで書くけどの。




 「社会党の左右統一によって左翼政権が誕生することを阻止するために保守合同がなされた」て書いた方が分かりやすいがな。何でこないに奥歯に物の挟まったみたいなまどろっこしい表現すんのんかわしにはさっぱり分からん。教科書は詩歌の類やあらへんねんさかい、分かりやすさを第一にすべきやろう。こんだけでも、この教科書の執筆者には相当に問題があるて言える。(つづく)