E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しい日本の歴史」はやっぱしあかんかった(83)

 歴史教科書にスポーツ選手の実名を載すんはもちろん悪いことではないが、その人選は慎重でなかったらあかん。「フジヤマのトビウオ古橋廣之進や「世界の本塁打王王貞治は、現役引退後の働きもあるんで教科書に載る価値は十二分にあると思われる。せやけど、「いわゆるひとつのアホ親父」長嶋茂雄を、野村克也楽天名誉監督らを差し置いて載すんにはガマンでけん。教科書が安モンけのスポーツ新聞のマネさらしてどないすんじゃアホ。




 それにや、わしは歌手よりも歌を作った人の方が絶対に偉い思うねんやんけ。一応歌手が本業のや○きた○じんも言うとったが、歌手ちゅうのんは所詮は猿回しのサルや。作詞家が書いた詞ィに作曲家が節乗したんを、デモテープ通りに歌うだけなんが歌手やねんからな。せやさかい、歌手だけやなしに高名な作詞家・作曲家の名前ももっと載したらんかィアホ。でなかったら、教科書がホンマの文化の担い手を評価せえへん不公平に手ェ貸すことになるど。




 現在のマンガでは当たり前になってる「ストーリーマンガ」の手法を確立した帝王・手塚治虫を載すんやったら、それによって生み出されたマンガ作品の最高傑作の「あしたのジョー」(高森朝雄ちばてつや)も載して欲しいのう。作画とストーリー構成の両方に関わったちばてつやは、ジョーがホンマに真っ白な灰になって燃え尽きてしもたようにも、段平のおっちゃんの「たて、たつんだジョー」の声に押されてまた雄々しく立ち上がるようにも見えるように描いたて語ってる。わしは今でも後者の解釈を取りたいて思てる。




 オバマノーベル賞を受けたことには当然のことながら各方面から批判が出とる。核廃絶のための具体的なロードマップを示した訳でもなく、しかもオバマ政権下で臨界前核実験をやらかしとるねんさかいそれは当然やな。こんなんを教科書に載すことには軽率の謗りは免れんわな。




 EUヨーロッパ連合)の最大の問題点というか矛盾点は、政治統合に先立って経済統合を強行したことやとの批判がある。アメリカが建国してから200年以上の歴史を刻んでられるんは、経済統合よりもある意味厄介な政治統合を先に成し遂げたからやと評価されとるんだが、その歴史的教訓を無視したEUはその経済が早くも綻びを見しとるねんやんけ。(つづく)