たしか３年前にもこのタイトルで書いた思うねんけど、とうとう大阪駅から定期客車列車が消滅することになるし、過去に乗ったことのあるネームドトレインが廃止になるんはそれなりに感慨があるんで、改めて「日本海」廃止について思うことを書くことにする。
まず、「日本海」が廃止されるんは当然や思うんは、東京口からブルートレインが消えたときと全くおんなし理由やな。ともかく高過ぎて乗る気ィ起こらん。こんなん乗るぐらいやったらビジネスホテル泊まって飛行機で行くで。
それにやな、「寝台特急」ちゅう列車種別設定も気に入らん。大阪から青森まで１５時間もかかる列車のどこが「特急」やちゅうねん？こんなん特急料金せしめるための方便にしか思えんわい。表定速度９０キロで料金なしの新快速電車あんのに、ナンボ夜行や言うたかて表定速度が８０キロ程度の列車が特急名乗るんはサギや思う。アコモデーションの違いは一応料金差の理由にはなるやろうが、固定クロスシートの１２系と回転クロスシートの１４系でそない大層な料金差がつくことはあらへんど（過去に客車特急「つばさ５１号」で、１２系のときは１４系のときの特急料金から２００円ほど割引しとったらしい）。
しかもや、高速バスちゅう明確なライバルがあんのに、座席車両連結してへんのもアホな話や思うど。運賃とせいぜい５００円程度の指定席券（特急は全車指定が建前なんでこれは元々急行列車についての用語らしいが、そういうとこもまたナンセンスやのう）だけで乗れるようにせんと勝負にならんやろうが。
国鉄・JRは利用者の意向に関係なしに長距離客をムリから新幹線やら特急列車に乗したろうちゅうことで長距離普通列車を次々と廃止して、自分から利用者の鉄道離れを招きよったアホ会社や。そんだけやなしに、経済原則に悖る逓増運賃のせいで、飛行機だけやなしに長距離バスにまでやられとんねんさかいどうしょうもない。ホンマやったら一度潰して経営陣総入れ替えしやんとあかんのやろうけど、JR西や三島会社はともかく東と東海は潰れそうにないしのう。まあこれから先、人口減少してあかんようになるんを待つしかないかの。（とりあえずしまい）
