E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・琵琶湖線(3)

 鉄道ちゅうモンは、一般に路線延長が1000キロあったらその1000キロを切れ目なしに結ぶ列車を走らすんがエエに決まったある。ところが、国鉄末期の合理化や分割・民営化によってその利点が大きく損なわれてしもたことは残念でならん。JR北海道みたいに持参金つきで設立された鉄道会社ですら破綻寸前に追い込まれるんが現実なんで、果たして分割民営化は少なくとも本州以外では失敗やったと断じる他なさそうやな。

 その劣勢を跳ね除けてJRグループを再生するには、中長距離列車を復活するしかナイんやなかろうかて思うど。大阪からでも東北方面に高速バスが出てる現状に鑑みて、運賃水準さえ適正化したら薄利多売で収益を上げれるようなる思うんやけどどうやろう?

 まずは、既に需要が顕在化してる名阪間の競合に割って入ることが考えれる。東海道新幹線保有するJR東海はセコい料簡丸出しにして「客車列車入線禁止」などと吐かしてケツかるが、それやからあかんねんやんけアホ。世の中には、カネはそないないけどもヒマだけは腐るほどある衆が結構ようさんいてるねんさかい、そういう需要を取り込まんとあかんねやないかアホ。長距離客を誰も彼も新幹線乗そうちゅう魂胆でおるさかい、在来線を含めた鉄道の魅力が大きく損なわれとることをエエ加減痔核やない自覚せえちゅうんじゃアホンダラアホめが。

 この名阪間には、現行の新快速電車のような接客設備の車両を普通車自由席として、それにグリーン車と普通車指定席(回転リクライニングシート)を連結した電車特急を毎時1本程度走らすことにしたい。始発は姫路でも岡山でもエエやろう。これやったら客車やナイんやからJR東海も文句あんめえ。普通車自由席は南海「サザン」同様無料にして、近鉄特急を脅かす存在にする。停車駅は岡山・相生・姫路・明石・三ノ宮・大阪・京都・草津彦根米原・大垣・岐阜・尾張一宮・名古屋の順で、一部列車はそのまま特別快速として豊橋や浜松まで乗り入れてもエエやろな。

 次は、夜行高速バスの需要を取り込むための長距離列車の設定や。上記名阪特急とおんなし編成で耐寒構造にした車両を直流電化区間の端の東北線黒磯(上野東京ライン経由)・羽越線村上(中央西線篠ノ井線経由)・山陽線下関まで乗り入れて、そっから先は交流電車か交流対応ハイブリッド気動車で乗り継げるようにすんねん。青函トンネル狭軌列車が入線でけるように3線化して、車両も交流複電圧車にすればなおのことエエわな。

 とどめは、線路があればどこへでも乗り入れれる客車急行列車やな。この前廃止が決まった「カシオペア」みたいな豪華車両を2-3両連結して、後はB個室寝台1-2両にグリーン車1両・回転リクライニングの普通車自由席1-2両・残りは転換クロスシートの普通車自由席やな。JR東海には入線でけんから、米原から日本海縦貫線経由で青森へ向かう。湖西線経由やと沿線に中小都市しかあらへんので米原経由がエエ。こういう列車が青森(できたら札幌か稚内)-鹿児島中央間を毎日1本走るようなったら、鉄道の魅力も倍増すんねんけどな。それにや、普通車自由席の客かて、同じ編成の中にゴージャスな車両があったら、今度はそれに乗りたいて思うようなるやろう。(しまい)

 次回からは湖西線や。

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