E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

武田のおっさんは単なるアンチテーゼの人か(1)

 「や○きのnoマネー」は司会者が喉頭がんのシリツ控えてる身ィで出て来ェへんさかい番組もタレとったが、今日(17日)は武田邦彦・中部大教授(名大教授・芝浦工大学長事務取扱などを歴任)が出るちゅうんで、見逃さんように録画予約までして見た。


 武田のおっさんは研究者にしとくにはもったいないぐらい話術のんまい「科学漫談家」で、その言説は俄には信じれんとこも多いけど「ダイオキシンが猛毒ならどうして焼き鳥屋のおやじは死なないんだ」ちゅう具合に、首肯できるとこも少なからずあるんで、「や○きの委員会」で登場して以来注目しとるんだわ。わしも食うに困ったらあないして儲けたろかとかついつい不遜な考え持ちたなってまうねんやんけ。


 番組ではこのおっさんはマッドサイエンティストの判定が下ってんけど、判定した人間に自然科学の基礎知識が欠けとるばかりか、社会科学的な視点すら欠如してるとあっては、おっさんに少しは同情したくもなる。


 おっさんは福島の農産物を食うべきではないと主張して、出演者全員から集中砲火を浴びせられとったが、福島に縁のあるわしからしても、これには武田氏の肩を持ちたなる。何でや言うたら、食害・薬害に対する鉄則は「疑わしきは罰する」やからや。独立総合研究所の青山繁晴性善説の立場から噛み付いとったが、生産者・販売者の誰か一人でもウソついたら、汚染された食品が誰ぞの口に入ってまうねんぞ。社会科学的な視点の欠如ちゅうのんはそこを言うとんねんがな。それにやな、被曝線量当量(単位シーベルト)に明確な閾値があらへんからには、排除の論理でいかんとあかんに決まったあるやないか。そんな現状で消費者の自己責任に任せるやなんてそっちの方が暴論やろがアホめ。


 次に、「リサイクルは環境に悪い」ちゅうのも、熱力学的な考察からしたら一定の説得力はある。バラけてるモノを分別するためには、負のエントロピーを投入して「乱雑さ」を解消しやんとあかんことは高校の物理でも習うこっちゃがな。せやから、「リサイクルは絶対的な善である」て思いこんでる日本国民を、オセロの中島同様にその洗脳から解く必要を感じる。


 前々から武田のおっさんのことについては書いたろ思てたこともあるし、1回では終わらんな。(つづく)