E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・伯備線(2)

岡山電気軌道のとこでも触れたように、ローカル鉄道は第4世代の自動運転車が登場したら大打撃を受けると言われる。ただ、それでも一般道を走るクルマのスピードは線形のエエ鉄道には及ばん。せやさかい、伯備線みたいに並行する道路が貧弱な鉄道路線には、まだまだ存在する意義があるちゅうモンやで。

 

さはさりながら、備中高梁以北の区間は1両編成の電車の2時間毎の運転でも輸送力過剰なんが実情で、極端な話、通勤通学時間帯以外にこの区間に普通電車を走らす意味はあれへん。それこそ、伯備線には特急「やくも」と、後はそれを補完する快速(名前をつけるんやったら「伯耆」とかか?)の1日数往復だけでエエぐらいや。

 

ほな、特急も快速も停まらん駅はどないするねんいうたら、特急・快速停車駅からそれらの駅に向けてJR西直営の乗合タクシーを出して、特急・快速のフィーダー輸送をさすねん。当面は有人タクシーにせざるを得んけども、無人運転でけるようなったら人件費がかからんようなるさかい、全国各地の似たような問題を解決する有効な手段になるやろう。

 

この場合、特急「やくも」毎時1往復に加え、快速「伯耆」1日3往復程度の運転がまず考えれるな。快速は特急が1本でも停車する駅の全部と伯耆溝口伯耆大山に停車し、乗合タクシー備中高梁以北の快速停車駅全てでなるべくこれらの列車に接続するように運転する。もちろん、普通停車駅発着の運賃はJRのキロ程のみで決められ、通常のタクシーみたいに別途運賃を払う必要はナシにすんねん。こないしたら、高梁以北の区間で閑散時の普通列車をほぼ全廃でけて、かなりの輸送コストを削減でける思う。

 

但し、これは並行する道路がちゃんと整備されたある場合には有効やけども、駅までのアクセス道路があらへんいわゆる「秘境駅」には対応でけん問題はある。せやけど、秘境駅のほとんどは利用客が全然おらんのやから、あんまし深刻な問題にはならんのやないかとも思える。(しまい)

 

次回は水島臨海鉄道の予定や。