E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・山口線(2)

山口線には、利用客が極端に集中する新山口-山口間の電化構想があって、宇部線との相互直通運転とかが考えられてる。なまじこの路線は線形が中途半端にエエことからか、低性能キハ40系(一部は直噴エンジンに換装されてはおるが、ずっしり重い鋼製車体)が配備されたあるさかい、これらの運用本数を減らすことにもつながる。山口以北は極端に乗客が減るんで普通列車は山口でほぼ系統分離されたある(一部列車は宮野や益田まで直通運転)が、これはまあキハ40系でもしゃあないわな。

 

宮野以北については、全部の普通列車を1日の乗客が10人程度の駅に停車さすのもアホらしかろう。特に閑散時には、全線通しの普通列車1往復と同快速2往復程度走らしとけば十分やろな。新山口発途中停車駅が、湯田温泉・山口・上山口・宮野・長門峡・三谷・徳佐・津和野・日原・終点益田の快速「つわの」ちゅうのはでや?これを特急「スーパーおき」の補完列車として走らすねんやんけ。大歳・矢原にも停車する「通勤ライナー」の機能を兼ねる列車として、これを朝夕に各1往復ずつ走らすのもアリやろう。

 

山口市の求心力を高めるためにも山口線の活性化が絶対必要で、新山口-山口間電化はやった方がエエやろう。ただ、全線電化はどうか?前回は貨物輸送の強化のための必要性からそれを推した訳やが、これはどないしたかて時間かかる事業やし、しかもC57が全線架線の下を走ることになって絵的にマイナスになる弊がある。でもや、非電化のままでは入線実績のあれへんJR貨物DF200の軸重が問題なるかもしれん。さはさりながら、軸重の軽い新型DD200重連では牽引定数が稼げんやろう。

 

C57牽引「SLやまぐち」はその気になれば運転区間変更でけるし(例えば美祢線など)、EF64EF200の方が輸送の信頼性は高い。せやから、長期的にはやっぱし全線電化した方がエエ思う。貨物輸送量が増えたら各駅構内の配線を改良する工事に着手すんのや。特急「スーパーおき」は気動車として残すけども、快速・普通は全席転換クロスの電車にしてスピードアップや。理想は「山口線の新快速電車」やな。これで山口線は名実ともに幹線に戻る。

 

何でここまでのことを山口線にすんのか言うたら、これは「全国総合開発計画」の基本計画のまま消滅した「山陰新幹線」の代替でもあるんやな。つまり、在来線を高速化して電車または気動車の高速列車走らして新幹線の代わりにすんねん。山陰線では鳥取・島根両県が金を出し合うて高速化事業をやったけども、それはこの山口線でもやる必要がある。でなかったら、山陰の鉄道はジリ貧なるど。(しまい)

 

次回は少々趣向を変えて、防長線(自動車線)を書くことにしよう。