E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・木次線(2)

1980年代までの木次線は、広島-松江・米子間に急行「ちどり」が走るなど、わずかながら陰陽連絡線としての機能を果たしとった。せやけど、道路の整備によって高速バスが隆盛して、「ちどり」は備後落合打ち切りになってしもて(後に急行「みよし」を経て快速に格下げ)、陰陽連絡の機能はほぼ完全に喪失してしもた。せやさかい、木次線に「ちどり」を復活さしたかて如何ほどの効果も挙げられへんやろう。

 

乗り鉄」を木次線に呼び込むんやったら、広島からよりも関西方面からの入り込みに期待した方がエエ思う。具体的には、伯備線特急「やくも」などから新見乗り換えの客を呼び込むために、新見―松江間に指定席連結の快速(列車名は「ちどり」や「雲南」など)を走らすねん。途中停車駅は備後落合・出雲坂根(「延命水」給水のために十数分停車)・出雲横田雲南そばを食べるために1時間程度停車)・出雲三成・木次・出雲大東加茂中宍道とする。

 

ここでも快速通過駅のフィーダー輸送用に快速停車駅に乗合タクシーを常駐さして昼間のローカル輸送を確保し、普通列車は朝夕のみの運転にすることで輸送経費を削減するねん。木次線は沿線道路の整備状況が良好やし、秘境駅もあれへんさかい(出雲坂根秘境駅に近い雰囲気やけどそうでもない)交通難民の発生の懸念はあれへん。乗合タクシーは当面は人件費がそれなりにかかるけども、自動運転車の時代になればそれもかなり削減でけるようなるやろう。

 

こないした快速列車を閑散時に3往復程度走らして、新幹線と「やくも」乗り継ぎでその日のうちに関西まで戻れるプランを提示すんねん。「青春18」の季節には、姫路―新見間及び松江―姫路間に臨時快速を走らし、普通列車のみで日帰りでけるようにすることも必要やな。

 

こないしてJR西や雲南市など沿線自治体に力をつけてもうて、体力が出てきたら高速化事業を展開したらエエねん。急行の広島乗り入れ復活には芸備線の高速化も必要になるさかい現実味が薄いけども、それぐらいの目標を掲げてやったらエエねんて。(しまい)

 

次回からは三江線の予定や。