E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(75)

 スマホの機能向上や価格競争も一段落がついて、その売上数も飽和状態になって来た。今やユーザも機種よりもアプリの方に関心が向くようになったみたいで、これからはハードよりもソフト、ツールよりもコンテンツの時代や。

 魅力的なソフトやコンテンツを生み出す力はその国の文化力に大きく依存するけども、中国にはそれが乏しい。これが、中国が何時までも真の大国になれん原因の一つや。「文化大革命」と称した文化大破壊があったけども、あれかて歴代王朝がやって来たことをなぞっとるだけや。

 彼の地においては、新たな王朝が成立すると、前の王朝の痕跡を根こそぎにする作業を必ず行うて言うてエエやろう。何せ、田畑耕してるだけの土民まで強制移住さすねんさかいその徹底ぶりが分かろうて。

 易姓革命の度毎にそないなことやらかすようなとこで伝統的な文化が育まれるはずがあらへんし、そこから新たな文化も生まれにくい悪循環に陥るねんな。中国が起源の漆器まで英語で"japan"と言われるようではそらあかんわ。

 しかも、中国人とチョソン民族はやたらと文化の起源に拘泥する欠点がある。日本人の「エエもんはエエ、うまいもんはうまい(鶴瓶調)」とは対蹠的な考え方や。しかも日本人は舶来品でこれはと思たモンをさらにエエモンにしようとするが、彼らは安易にコピーしようとして、原本よりも劣化さしてまう。古代文明とちごて現代文化はグローバルな思考がなかったらあかんちゅうことを、特定アジア三国の国民には理解でけんらしい。

 過去の中国は世界最大の経済大国やったからこそ、世界一の文化を生み出す力があった。せやけども、文化を後世に伝える力は治乱興亡の繰り返しの中ではつけられへんかった。ここにも現代中国の悲劇がある。

 日本人は自らを創造性に乏しいと卑下する傾向があるけども、アプリケーション能力の高さだけは世界随一と言うてエエんやないやろか?マンガやアニメの歴史は欧米の方が古いけども、現在は言わずとしれたマンガ大国として君臨しとるやないか。文芸の方が停滞しとるんはあかんけどな。

 ただ、アンドレ・モーロワ『フランス敗れたり』によると、フランスがナチスに敗れた原因はフランスが「文化国家」を標榜していたことやそうや。「文化国家」においては文化と文弱が混同されやすく、国民が安佚に陥りがちになるとするこの説は文化大国に対する大いなる警鐘になるやろう。今日の日本が全くそないなってへんとは言い切れんからな。(つづく)

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