E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・姫新線

姫新線播但線と同様に、並行する道路の脅威にさらされた路線や。ただ、姫路―播磨新宮間は都市近郊鉄道として機能してるんで、この区間に限っては電化して、新快速電車とかを乗り入れさしたらオモロそうや。

 

せやけど、播磨新宮より西になると、北の方から中国縦貫自動車道が近づいて来て、佐用より西はもう勝負にならん。国鉄時代に急行「みまさか」が蒜山輸送に携わってたんは遠い昔の話で、蒜山には西日本JRバスなどの中国高速線で行った方が速いし安い。

 

そうは言うても、このまま何もせえへんかったら、播磨新宮か佐用以西が廃線なってもおかしないんで、どないかせんといかん。姫新線はあんまし観光資源が豊富とは言えんけども、蒜山は関西近くでは珍しい高原リゾートなんで、これをあもっくそアピールする以外に活路を見出すんはむずいやろう。

 

せやさかい、大阪から中国勝山まで直行する列車を走らすしか道はあれへん。でも、昔みたいにキハ58系のずっしり重い車体の気動車急行ではもちろんあかんので、電化区間は新快速同様の走りがでけて、非電化区間にも入線でけるハイブリッド車を開発する必要がある。

 

ところが、佐用東津山間や中国勝山—新見間には所々に速度制限区間があって、最新型気動車でも思うように走れん。地形や地質の問題とは言え、21世紀にもなって20km/h制限とは情けない。せやから、多少カネをかけてでも、まずは佐用東津山間から線形改良・路盤強化工事を始めて、徐々に全線を改良して行くねん。そんなんJR西だけではムリやから、兵庫県岡山県その他の沿線基礎自治体からの財政援助も必要やろう。

 

姫新線芸備線とともに、中国地方の脊梁山地に沿って走る路線なんで、沿線に大都市があれへんのが欠点言うたら欠点や。でもな、それやったらそれを売りにしたらエエねん。この沿線の鄙びた雰囲気は都市生活者にとっては懐かしさを呼ぶさかい、姫路と広島の間を直通する快速列車でも走らして、山陽線にはない雰囲気を楽しんでもらうねんやんけ。或いは、姫路から新見・備後落合を経て木次線から山陰に入り、それか三次から三江線を経由して江津・浜田へ抜ける列車を走らしてもエエ思う。智頭急行伯備線以外にも陰陽連絡線があることを多くの人にしってもらおうやないか。(しまい)

 

次回は智頭急行の予定や。