E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

過大な人口も中国を滅ぼす(1)

 前回の「TVタックル」で、「何年も前から中国はアブナイと言われてるにも関わらずまだ大丈夫じゃないか」とばかりに、中国を持ち上げるような言説を弄しとったんだが、一体テレ朝の連中はどこに目ェつけとんのかと呆れた次第である。




 テレビ局にはブン屋などと同様に社局内に経済部とかの部署があって、しかもそれらの部署は外部の経済学者や経済評論家とのつながりがあって、それら外部からの影響を受けて各国の経済状況を分析しとるやろうと想像でける。




 せやけどこいつらの中国経済に対する見通しはわしのそれとはちごて余りにも楽観的や。それどころか、OECD経済協力開発機構)の中国経済の今後の見通しにしても、中国のGDP国内総生産)はそのうち米国を追い抜くとの見通しを立ててる有様なんやから、最早何をか言わんやである。




 「ガンダムSEED]やったと思うが、その中である将官が「軍の上層部は、戦闘現場の被害状況を数字でしか知らん」とかのセリフがあった。これはそのままそっくり世界の有象無象の経済学者にも当てはまるんやなかろうか。つまり彼らは、あらゆる所から発表される経済指標だけから経済の見通しをしとるんではないかとさえ思えてならんのや。




 無論彼らも定性分析をしてへん訳ではないやろう。せやけどそれは「旧満州地域の不動産バブルははじけたけれども、北京や上海ではまで上昇基調にあるんで、中国バブルは崩壊しない」ちゅう程度に留まる。




 私見ではあるが、経済学者や評論家は経済学をナメとるんではないかと思うねんやんけ。経済(経世(国)済民)ちゅうのんは要するに人民が静穏に暮らせるようにするための学問やねんから、これは社会科学だけやのうて自然科学や人文科学などとの学際領域やろう。過去に「や〇きのそこまで言って委員会」でケビン・クローン(鈴木権三郎)が「経済学は理系にすべき」と発言しとったが、傾聴に値する思う。




 ほな、何で経済学がそないならへんのんかちゅうと、要するに今の経済学者連中がアホやからなんやが、実際問題として、たった4年でそんだけ広大な学問分野である経済学を体系的に学べる訳があらへんさかいしゃあない。




 せやさかい、甚だ僭越ではあるが、わしら経済学のシロートさんが中国経済についてブログに書くことの必要性をひしひしと感じるんである。わしゃこれまでにも「空気・水・土壌が中国を滅ぼす」なんて書いて来てんけど、中国にはもう一つその「過大な人口」なる滅亡のファクターがあることに気づいた。それについて書きたい思う。今回はこれまで。(つづく)