E-BOMBERのアホアホブログ

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(中国防空識別圏機能せず)中共崩壊のカウントダウンが始まった

 一週間程前に中国が一方的に設定した新たな防空識別圏を、米空軍の戦略爆撃機B52が直衛機も従えずに悠々と飛行して、同じく海上自衛隊機に海保機もそこを飛んでたことが分かった。同時に、「中国機のスクランブル発進」も虚報やちゅうことがここに裏付けられた。




 自国の識別圏にアンノン(国籍不明機)が入って来たら、当該識別圏を占有する国の戦闘機が緊急発進して「貴機は我が国の領空を侵犯する可能性がある。直ちに圏外に退去せよ」てな具合に無線でしらすんが常識やと思とったが、どうも中華人民共和国人民解放軍ではそやないらしい。




 こないけったいな識別圏は軍事史上空前のことやろう。なして人民解放軍はこない恥さらしなことをしよったんかちゅうと、直接的には次のような理由が考えれる。




(1)防空識別圏の形成に不可欠なレーダーサイトが未整備


(2)レーダーサイトはあるが、空中線電力がのうて遠くまで電波が飛ばん


(3)高出力のレーダーはあるが、解像度が足らん


(4)高出力のレーダーはあるが、動かせるレーダー手がおらん




 B52いうたらB787と一緒ぐらいの大きさやちゅうから、多少解像度の低いレーダーでも十分に捕捉・識別でけるやろうから(3)はまずあらへん。近年の中国は教育に力を入れとるみたいやから(4)も考えにくいけど、比較的高レベルの教育を享受でけてるのは沿岸部や一部の大都市圏などに限られとるんで、もしかしたらとは思う。ソフト軽視は途上国にようある現象やからのう。




 一番ありそうなんは(1)か(2)やな。つまり、人民解放軍は単なるコケオドシのために地図上に赤い線引いただけと見ることがでけんのと違うか?いずれにせよこの体たらくでは、米中が衝突に至ったとしても、中国軍は早々に東シナ海区域の制空権を手放すことになるやろう。いやいや、これでは既存の識別圏すら怪しいで。仮想敵国ながら心配になってくるわい。




 このムチャな識別圏設定は軍部主導で行われたんやろうけど、何故に世界に恥を曝してまでこないアホなことをやらかしたかが問題やねんな。推測するに、中共政府ちゅうよりも人民解放軍にそんだけ危機感が広がっとることを表しとるんやないかな?




 周知の通り、中国の経済成長は人民元安政策によってムリから支えられとる風がある。不動産バブル崩壊のおそれがあることと、通貨安による急激なインフレの進行から、とうの昔に人民元切り上げや金融引き締めをしやんとあかんとこまで来とるんやが、国産技術が全然育ってへんのにそれをやると、経済が根こそぎやられてまう。んなことなったら、改革開放で市場経済の旨みをしってしもた人民が大暴動起こす危険がある。しかもや、中国共産党の要人は不動産にようけ突っ込んでるさかい、人民がインフレに喘いどってもバブル崩壊だけは絶対に避けたい。でも、んなことしとったらハイパーインフレになってしまうさかい人民の怨嗟は臨界点に達して、「けざわひがし(真央ツートン)」の吐かす所の「農民反乱」が起こってこれまた北京政府が崩壊してまうやろう。つまり、中国はもうにっちもさっちも行かんようなってしもたあるねん。




 人民解放軍の各師団司令部は、そないした人民の不穏な動きを察知して、これはもう軍が率先して動いて、民草の不満を日本に向けさすことに腐心するようになってしもたあるとしても不思議ではあらへん。わしのこないな推論は世間では荒唐無稽と一蹴されるやろうが、わしに言わしたら、中国の易姓革命は皇帝(国家主席)とその取り巻きである外戚・宦官・王侯貴族ら(中国共産党要人)の腐敗によって起こってることをしらんモンのすることや思う。




 早い話が、中国は既に崩壊に向けたカウントダウンが始まってしもたある。それは、この実体のあらへん防空識別圏の設定だけとちごて、軍人・外交部の日本に向けた挑発的な発言からも見て取れる。これはまるで、昭和十年代の我が国を見てるかのようである。国際連盟を脱退する前後の日本かて恐らくはこうやったんやろうから、どうしてわしらに今の中国を嗤えよう。しかも、かように強気な発言は得てして追い詰められた立場から発せられることが多いさかいに、わしは習近平や洪磊・外交部副局長らを少々哀れに思う。




 ともかくも、官民ともども、今のうちに中国大陸における内戦勃発への備えをしといた方がエエやろう。日本のマスメディアでは中共が潰れることはあらへんちゅう意見が大勢を占めてるみたいやが、わしにはそうは思えん。司馬遷の「史記西南夷伝」によると、前6世紀から前漢後期頃までに夜郎国ちゅう版図の狭い国が現在の貴州・雲南ら辺にあったらしい。その国の使者は漢の広大さを知らずに己の国の大なることを誇ったそうやが、結局、この国は前漢に対して叛乱を起こした挙句に併呑され滅びた。四字熟語の「夜郎自大」はこの故事から成ったちゅう話やが、現代の世界の中の夜郎国は、漢民族が廟堂に立つ人民共和国らしい。何とも皮肉な話やないか。