E-BOMBERのアホアホブログ

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福島第一原発事故の衝撃と恐怖(4)

 作家の村上春樹氏が東電を批判する声明を出したらしなー。


 村上氏の発言、特に、効率云々を受けて色んな反応出てるらしけどな、わしゃそんなんどーでもエエねん。


 何しか、この原発事故の責任がどこにあるんかて考えたらな、ほらァ戦後のドサクサ紛れに原子力予算通しよった大正力に中曽根バーコードとかてなるやろとは思うで。わしかて思わず激昂してここのブログでバーコードしばいたで。でもな、改めて落ち着いて考えたらやな、その原子力政策を中途で止めること出来たんは、他ならん国民やなかったんけ?て思うんやんけ。


 「原発みたいな専門的でむずかしこと、国民の審判に委ねるやなんて殺生やないか?」て反論あるやろよ。せやけど、「そんなんを国民の審判に委ねることこそが、徹底した民主主義やないんか?」て言われたら、わしかて返す言葉に詰まるわいな。そんなん言うたら、原子核工学の知識なかったら参政権あかんのけちゅう話なるがな。特定の人間に国政委ねるやなんて、あぶなっかしいことあらへんわな。将来、核とは別のあむないこと国会で扱わなあかんようなったどないすんねん?


 ただな、前にも書いたけどな、この原発開発はあくまでも「上からの提案」であって、民の側からの提案やなかったちゅうことは、改めて指摘されやんとあかん。これはいかにも、「議員立法」やの「政府立法」やの、不可思議な政治用語がある日本ならではの問題なんかもわからんのう。


 わしは以前のブログで、有権者の政治リテラシーによって票の軽重を決めるちゅう危険な提案を敢えてやったけどな、それやったら、被選挙権を行使する側にかて似たような縛りせなんだら不公平やんけて思うんやな。つまりはこうやがな。


憲法について一定以上の知識がない奴から被選挙権を剥奪する


 こんなん実現して見ィよ、「防衛大臣自衛官じゃないなんて知らなかった」の菅直人は言うに及ばず、小沢一郎かて被選挙権剥奪されるで。何せこのおっさん、天皇の国事行為しらんかってんさかいの(でなかったら、羽毛田宮内庁長官を抑えて、天皇オバマ米大統領の会談セットでけんかったで。小沢は、憲法7条9項を読み間違うたと思われる)。憲法すらしらんような程度の低い衆を立法府に置いとけるほど、日本の国家は安定しとらん。


・日本語の不自由な奴から議員バッジをもぎ取る


 もし、「遺憾」を「申し訳ないこと」と同義やと思とるような、日本語をしらん国会議員がおるとしたら、これは国辱モノである。こんなんに法律作らしたり、条約批准さしたりさすやなんて、慄然たるモノを覚える。日本語能力のナイのんを国会からつまみ出すシステムを構築しやんとあかん。


・数学と理科をしらん政治家は国外追放する


 資源もなく、可耕面積も乏しい国土条件にあって、国民を食わして行こう思たら、科学・技術立国の政策を遂行しやんとあかんのは当たり前である。然るに、数学と理科をしらんのんが堂々と永田町を闊歩さらすんを許しとける訳あらへんがな。国会議員たる資格に、「実用数学技能検定(数検)2級以上(準1級以上推奨)、及び大学教養課程程度の物理学・化学・生物学・地学のいずれか1科目以上の詳細な知識」を義務づけることにしたれ。


・志のない衆に天下国家を論ずる資格なし


 いやしくも政治家になろうちゅうんやったら、この国をどないしたいんかの経綸がのうては恰好もつくまい。そこでや、国会議員になった連中一人ひとりに、衆人環視の雰囲気の中で、おのれの抱負を400字詰め原稿用紙10枚程度に書いてもろて、それを国民の前でカンペなしで音読してもらおやないけ。これで麻生太郎は議事堂を去ることになるやろう。


 原発事故は、原発を推進さした自民党に天下を執らせ続けた国民に第一の責任があるちゅうことを忘れたらあかんで(やからちゅうて、東電に内部留保吐き出させることも怠ったあかんが)。(つづく)