E-BOMBERのアホアホブログ

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伝送交換主任技術者資格者証が届いた

 先日、当面の目標である「伝送交換主任技術者」の資格者であることを示す証書が届いた(エビデンス一切なしじゃィw)。これでまあとりあえず現代の伝送工学・交換工学とかに対する意識が低からざることが証明されたかな、ちゅうところやろ。


 せやけど、勘違いだけはしたあかん。電気通信主任技術者の資格は、せいぜいの所、電気通信の現場の専門家になれる可能性があることを証明する程度のものであって、専門家たるの資格を得たこととは違うちゅうこっちゃ。こんなんはエエとこ「専門基礎」の知識のあるなしを測る物差しでしかなくて、これまでにない、新しい電気通信の姿を見せるとか示唆するとかのことのでけへん奴のことを専門家やなんて言えるわけがない。問題はむしろここから始まるんや。


 坂の上の雲を追いかけることは決して悪いことではないやろうけども、「最新」やの「最先端」やの「先端科学技術」やのの輝かしいセリフに目ェ晦まされとるだけではあかん。赫々たる科学・技術の成果は、総務省から免許証をもらえるみたいなんと違て、無形の地道な努力の果てに得られるモンである。誰しもおのれの努力の成果を有形の報酬で欲しがるものではあろうが、科学と技術の世界はそないなわかりやすいんとは限らん。むしろ報われる所が少なすぎても構わんぐらいの、ある意味滅私奉公(「公」とは会社とかの狭い世界と違て、人類全体などの為に貢献するぐらいの意気込み)というか、「無」の境地と言おうか、どこかしらに到達した者でなかったら、輝く宝石は得られんもんなんと違うやろうか?「今まで使えんかった周波数帯域を使えるようにしよう」とする姿勢があったからこそ、東北大で通信工学分野の研究成果が大きく花開いたんやろう。


 わしら技術者のやるべきことは、これまで誰も捨てて省みんかったことや、誰も気ィつけへんかったことをを一つ一つひらっていって、それを有用にすることに尽きる。専門・関連分野の勉強は確かに大切やろうけど、それだけやっとっても、とりあえず優秀な技師にはなれるやろうが、大きい成果を挙げることは期待でけん。折角技術屋になってんやったら、世間の耳目を惹く、輝く成果を挙げたいもんやないかいな。