電子工学用語は最新の用語が後から後から出て来るイメージが強いけども、中には昔から存在してたけども今になって広く使われるようになったものも結構多い。今回の「アップロード」かてその類やろうな。
アップロード
upload
コンピュータ間のデータ通信で、端末側からホストコンピュータ側へデータ(ファイル)を送信すること。より一般的には、下流の節点(ノード)から上流の節点へデータを伝送(転送)すること。俗に「アップ」と言う。
[補説]ロード(load)には「データを伝送する」という意味があり、データの流れが下流から上流への向きであることからこの語が生まれたと見られる。本来の意味からすると、ネットユーザが電子メールを送付したりインターネットのサイトの電子掲示板に書き込みを行うこともアップロードに含まれるが、21世紀初頭現在では、ネットユーザなどの端末ユーザが、ネットワーク上にあるサーバへデータを伝送または転送することなどをもってアップロードとする解釈が広くなされている模様である。
↔ダウンロード
(本文ここまで)
この語はパソコン通信時代から使われるようになったそうで、そうするとかれこれ40年前からあったかなりの古手な用語やな。そうは言うても、わしら一般人がネット使うようなったんはせいぜい二十数年前で、しかもネットからデータをダウンロードするんが一般化するんも十数年前てとこで、この語は社会的に新語ではある。いやむしろ新語としては「アップ」やネットスラングの「うp」の方やろか。