E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道 (195)

日本がちょちょっと国内政策変更しただけで大韓民国が国家存亡の危機に陥ったんはその歪な産業構造のためやけど、その遠因は、これまで過去のブログに書いてきた通り、先進工業国化を急ぎ過ぎたからや。

 

生産工学によると、ある国家が発展するには、まず農業大国にならんとあかん。何でや言うと、国民が「学ぶ」ちゅう習慣をつけさすには、国民の定住化を図る必要があるからや。遊牧民族の国は工業化でけん。江戸中期以降、寺子屋がでけて初等教育が普及したんもそれをやって来たからや。

 

それにや、農業大国になるためには農業用水が確保されやんとあかんが、それには地道な治山・治水事業をしやんといかん。そないすることで山岳地帯に十分な水が蓄えられ、それが後の世に工業用水になってんやんけ。日本人はこれらのことを江戸時代に懸命になってやっとった。

 

そないやって来たからこそ、維新後に軽工業が勃興して、明治後期以降に重工業・化学工業が発展し始め、その化学工業があってこその今の IT 産業があんねんやんけ。日本で鉄鋼業が隆盛したんも、きれいな水が大量に供給でけたことと無関係ではあらへんし、半導体産業も相当量の純水なしには成り立たん。

 

戦後になって戦災によって戦前の旧式産業設備が一掃されたことにより、機械工業や重化学工業が繁栄し、焼け野原からの復興に大いに役立った。この機械・重化学の繁栄に刺激を受けて産業機械工業も長足の進歩を遂げ、半導体製造装置産業においても世界一を狙えるまでになってんやな。日本はこないして一歩一歩着実にステップアップしたからこそ、「失われた20年」を経てもなお世界3位の経済大国でおれるんやがな。

 

せやけど韓国はまるで違う。そないした発展過程を一切すっ飛ばして、いきなし重工業や半導体産業を導入したしもたさかい、ほん少しの外圧が印加された程度で国が傾いてまうんやな。実はこれに似た状況は中国にもあって、日本には韓国と同様に、軍事力なしで中国を敗戦国に転落さす妙手が潜んでるように思う。

 

今日の韓国の惨状は、やっぱしその歴史に原因がある思う。次回はその辺を書いてみよか。(つづく)