E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

わしの鉄道事情大研究・予讃線系(2)

 予讃線高松ー松山間は将来的には「狭軌新幹線」を目指すんがエエと書いたが、松山以西はどないしたらエエのか?内子線区間を含む伊予市伊予大洲間はまだエエが、その区間の開通により事実上地方交通線に転落した伊予長浜支線は特に深刻やで。

 

 内子線(新谷ー内子)は予讃線短絡を目的に敷設されたような路線で、その両脇を予讃線に挟まれたあるさかい、まあ事実上予讃線と一緒としてエエが、路線区分は幹線とちごて地方交通線や。それは、80年国鉄再建法施行の際に第1次特定地方交通線に指定された過去があったからで、将来的には幹線に編入される可能性はある思う。

 

 それにこの区間予讃線向井原以東と同様に1線スルー化されとって高速運転も可能やから、少々の手直しでスーパー特急走らせれる路線に進化でけるんで、電化して伊予大洲まで250km/h運転を拡大することも難しいことはナイ。採算が合うかどうかは議論の対象になるとは思うが。

 

 その一方で、特急の走行ルートから外され凋落の度合いが激しいのんが伊予長浜支線で、海岸沿いの車窓のエエ区間なだけにもったいないんやけれども、廃線の危機が迫って来たあることは明らかや。イベント列車「伊予灘ものがたり」を伊予長浜経由で運転しており、海に迫る下灘ら辺で停車さしたりしてそれなりに人気を博しておるようなのだが、それだけでは存続をアピールするにはまだ弱い。それやったらBRT化して運転本数増加と表定速度向上を狙った方がまだ現実味がある。

 

 伊予大洲宇和島間も電化する計画があるみたいやが、採算が合いそうにないんで、燃料電池搭載電車を走らす架線柱なしの電化を目指した方がエエ思う。それよりも、1線スルー化をして、当面はディーゼル特急「宇和海」の高速化を図るのんが現実味のある対応策のように思える。

 

 中長期的な対策としては、四国ー九州間船舶輸送の活性化のための取り組みやな。現状では、八幡浜ー別府・臼杵や三崎ー佐賀関間などがある。このうち三崎ー佐賀関間(国道九四フェリー)は僅か70分で結ばれたあるし、現状でもほぼ毎時1便運行されたあるんで、この航路を用いるんが最適と思われる。そこで、八幡浜附近から分離して佐田岬半島の伊方を経て三崎まで至る電化新線を建設し、スーパー特急と直接連絡運輸さす手ェも考えれる(八幡浜宇和島間は「リレー号」で結ぶ)。これもまた、全国総合開発計画の「新幹線基本計画路線」を代替する路線でもあり、九州側でも、佐賀関ー幸崎附近までの日豊線支線を造って、大分方面へのアクセス路線とする。現在大分止まりの「ソニック」を佐賀関まで延長運転すればエエからな。

 

 さらに将来的には、「愛媛県宇和島から同県愛南町を経て高知県宿毛市に至る路線(宿毛線の一部ルート変更)」を造って、「四国大環状線」の西半分を完成さすことも考えれる。四国は九州とちごてフル規格新幹線が一本もあれへんので、逆に「四国一周鉄道」を具体化しやすいからの。まあこれも採算性を無視しての話なんで、予土線もあるし、実現する見通しはまるでナイがの。これやったらまだ、「予土線高速化事業」の方が現実味がありそうや。

 

 まず、この路線は小さいながらも南予の中心都市の宇和島が終点なんで、まだまだ活性化に取り組みやすい路線とは言えるやろう。JR四国は要するにこの宇和島駅を核として街づくりに積極的に利用することを考えれるからや。でもまあ、宇和島は現状の人口が7万人の中小都市で、気候は年間を通じて温暖やけども平地部分が狭いんで、産業の発展に限界がある。隣接する卯之町西予市)にしてもウィキによれば大洲・八幡浜からの転入が見られるけれども、松山への転出が超過で、市としての勢いはやはり弱い。ただ、宇和島卯之町は産業基盤は乏しいと言わざるを得んけれども、観光資源は必ずしもそうとは言えん思う。その点では大洲も八幡浜も一緒やろう(大洲は準周遊指定地やったな)。国内外の観光客から隠れた観光の穴場と見られるようになるまでの取り組みに期待しつつも、昨年の西日本豪雨のような天災に見舞われても大丈夫なような防災活動に継続的に取り組んでもらいたい。(しまい)

 

 次回からは高松琴平電気鉄道の予定や。

わしの鉄道事情大研究・予讃線系(1)

 四国旅客鉄道JR四国)はJR旅客鉄道会社の中では最も沿線人口が少ない。そういうことから「経営安定基金」ちゅう持参金つけての船出やったワケやが、案の定ちゅうか、その経営は厳しいなんてモンとは違う。JR北海道と同様に基金運用益の国からの補填を受けやんとあかんようで、結局「親方日の丸」の経営体質から脱却でけてへんことがここから分かる。現在の低金利環境にあって、年3.5%もの運用益なんかどこで挙げれるちゅうねん。わしも欲しいわい。

 

 そのカラクリについてここで書いたら連載3回分ぐらいになってまうんで省略するけども、いずれにしてもJR四国の経営状況を改善するには、本四備讃線を含む瀬戸大橋線と並んで同社の収益の柱になったある予讃線に重点的に手ェつけるしかあれへんことは、衆目の一致するとこやろう。

 

 何せ予讃線は、川之江伊予三島四国中央市)、新居浜伊予西条・壬生川(西条市)、今治、松山・伊予北条松山市)、伊予市伊予大洲大洲市)、八幡浜卯之町西予市)、宇和島と、東温市伊予鉄道・横河原)以外の愛媛県の市を全て沿線に包含すんねんからな。せやさかいに、予讃線には最も力を入れなあかんのだが、複線化されたあるのは高松ー多度津区間だけで、これでは四国の柱としてはあまりにも貧弱やろう。本来やったら、国鉄時代に今治ぐらいまで複線化しとかんとあかんかったぐらいや。

 

 それもこれも、国鉄時代に四国鉄道管理局(四国総局)が冷遇されとったからやが、今さらそんなん言うてももう遅い。今のJR四国に、んなことするゼニなんかあらへんさかい、カネのかからん方法で活性化を図るしかあんめえ。

 

 当面考えれる対策としては、特急列車の高速運転の障害になる快速・普通列車の高速化やな。やから言うても、全車両を制御つき自然振り子にしたらコストがかかり過ぎてまう。せやから、JR北海道201系・261系で採用されたある車体傾斜制御装置などを搭載した車両を開発して、急行・快速・普通列車と汎用に用いるねん。

 

 また、路線イメージ向上のために特急を増発することは決して悪いこととは違うが、昔は急行が停車しとった駅やのに急行が廃止されたまま取り残されてしもた駅が予讃線には結構多い。例を挙げたら豊浜(観音寺市)、伊予土居四国中央市)、伊予小松

西条市)、堀江(松山市;仁堀航路(廃止)連絡駅)、三津浜松山市;一部特急も停車)が、過去に上下線とも急行が停車してた駅や。そこで、新開発の車両を急行(岡山ー宇和島間「いよ」、岡山ー松山間「道後」)運用にもつけ、これらの駅に停車さすねん。運転本数は全体で日3往復ぐらいやな。当然ながら3扉転換クロス席の自由席は無料で、デッキ付き2扉リクライニング席の指定席だけ急行料金を徴収する。

 

 中期的な対策としては、収入の柱である特急の運転停車によるスピードダウンを避けるため、部分的な複線化を行うことが考えれる。特に、曲線半径の小さい曲線が連続する区間を線形改良しもって複線化すんのが高速化もでけるさかい効果的やろう。予讃線は貨物列車も通るんで、旅客列車だけを高速化すんのではなしに、貨物列車も高速化したいの。

 

 また、都市部の連続立体化事業にも着手して、駅機能を充実さすことも考えられてエエやろう。立体化されたあるんが宇多津・丸亀と今治だけでは寂しい。

 

 長期的な対策は、「四国新幹線」の夢破れたワケやから、予讃線を「在来線高速化事業」のモデルケースとして活用すんねんがな。単線のままでエエから信号場を設けて線路容量を上げつつ線形改良と立体化を行い、狭軌車両による160km/h以上の高速運転を実現さすねんやんけ。今の技術やったら狭軌250km/hも夢とは違うやろう。伊予西条ー松山間には特急専用短絡線を設けて、そこに特急と一部貨物列車を走らして時間短縮を図ることも考えれる。こないして、高松ー松山間に「狭軌新幹線」を走らす。これと同じようなことは、山陰本線常磐線日豊本線など、全国総合開発計画に言う「新幹線基本計画路線」に指定されながら新幹線建設に至らんかった地方の長大幹線の高速化に応用でける。わしはこれを信越線や北陸線でもやって欲しかったんやがなあ。

 

 いわゆる「整備新幹線」が開通した沿線自治体には、しなの鉄道などの第3セクター化鉄道ちゅう「負の遺産」問題が重くのしかかるが、在来線高速化やったらそんなん関係ナイ。ましてや、上に書いたように、現在の技術やったら狭軌車両サイズの主電動機でも昔の新幹線用主電動機を上回る出力を出せるようなったあるんやさかい、フル規格新幹線に拘泥する理由なんかあらへんのや。せやさかい、わしは北陸新幹線北海道新幹線の開業なんかアホのすることやと今でも思ったある。「スーパー特急」で良かったんや。

 

 次回は伊予長浜支線など、伊予市以西の非電化区間について書くことにする。(つづく)

速報・中共崩壊への道 (223)

 天皇即位礼に託けて訪日中の李洛淵・韓国国務総理がどないな内容の国書を携えて来たんかはしらんが、多分に明日(24日)にも行われるとされる日韓首脳級会談は平行線で終わるやろう。もしか韓国の期待通りに安倍氏が折れでもしたら、日本国民が憤激して収拾がつかんようなってまうからの。

 

 せやさかい、安倍氏が韓国に譲歩するためのハードルはめっちゃ高い。具体的には、以下に示す全ての条件を韓国が飲む必要があるいうこっちゃ。

 

竹島は日本国に帰属することを認め、韓国軍は撤退し、韓国政府は日本国政府に対して長期に亘って同島を不法占拠したことを謝罪すること

・仏像を日本に返還し、韓国大法院は対馬の寺院に謝罪の意を示すこと

・全世界の「慰安婦像」を破壊し、韓国政府は日本国政府に対して歴史捏造を詫びること。また、韓国政府は「和解・癒やし財団」を一方的に解散したことについて日本政府に謝罪し、同政府に金員10億円を支払うこと

・日本の産業技術(農業技術を含む)を窃取した全ての韓国産業は、日本政府及び被害企業などに対して謝罪し、被害企業などに対して相当額の賠償金を支払うこと

・いわゆる「徴用工」問題訴訟について、原告は当該訴訟を全面的に取り下げ、被告企業に対して謝罪し、訴訟費用を全額負担すること。

・韓国艦「広開土大王」による日本国海上自衛隊哨戒機へのレーダ照射について、韓国政府と同国海軍は日本国と海自に謝罪し、再発防止策を呈示すること。

・韓国大統領府は、今年7月より始められた「日本製品不買運動」を煽動したことを認め、これについて謝罪し、また、韓国政府は同運動により日本企業に生じた損害を賠償すること

・韓国政府は、日本から輸入したフッ化水素のうち、その使途不明分の全てに関する情報を日本国政府に呈示した上で日本国政府に謝罪し、韓国国内における輸出管理強化の具体策を日本国政府に示すこと。

 

 以上の条件一つでも欠けた場合、日本は絶対に韓国に譲歩したらあかん。まあもっとも、こんなん一つでも韓国が飲んだりしたら、韓国国民が憤激して文在寅政権など一瞬にして吹き飛んでまうやろな。現在彼の国では文政権打倒デモが酣で、中には「文は日本に謝罪するニダ」の声を挙げる衆までおるらしいが、そんでも「日本に対して膝を屈する」ことについては、韓国国民の右左無関係に抵抗感があることは拭い難い事実やろう。そういうこっちゃから、この問題には全く落としどころなんぞあらへんのや。

 

 ムンムンかて辞めたら拘置所に直行やさかいに絶対に自分から辞めに行くようなことはせえへんわいな。まあいずれにしても、ムンムン政権の寿命は良うもって今年いっぱいで、恨みに燃える韓国検察はムンムンを絶対に逃がすまいと青瓦台を取り囲んででもタイホして、ヘリで逃げようモンなら撃墜も辞さへんかもな。かくしてムンムンはクネクネの隣の房にブチ込まれ、左派右派仲良く「房中閑あり(山藤章二調)」になるんである。

 

 いや、それよりも大事なんは、今後も韓国にこない面倒なことされんような予防策も必要やちゅうこっちゃがな。流石に今回のことで韓国も相当に懲りたとは思うが、彼の国の民はネコと一緒で三歩歩いたら何もかも忘れ、喉元過ぎれば何とやらの国民性があるさかい猶更なんや。

 

 早い話が、日本は平和憲法なんか掲げたあるさかい韓国ばかりか中朝露にもナメられとんのや。せやさかいに、最も効果的な中朝韓露対策は「9条改正」やがな。9条がでけたからこそ李承晩は勝手にラインを引いて竹島を我が物とし、中国や台湾から尖閣諸島を狙われ、ソビエト・ロシアから北方領土をパチられたまんまで、北〇鮮のアナ公から「イルボンサラムはチョッパリでスムニダ」なんてナメたこと言われるんやとわしゃ思うど。9条変えて、日本から軍事的な圧力がかかり始めたら彼の国は慰安婦の「い」ィの字もよう出さんようなるんと違うか?

 

 それに、今頃になってムンムンが日本に全面降伏など予定が狂てまうわいアホ。ムンムンの韓国国内での人気は右肩下がりやけれども、左巻きを除けた日本国民のほとんど全員はムンムンが終身大統領に就任してくれることを願てるんやから、そない簡単に政権を放り出してもろては困る。竹田宮恒泰王殿下が言われるように「日本と韓国がちょーどイイ具合に仲悪くなってる」んは彼のおかげなんやからな。それにや、ムンムンが弾劾でもされたら、今度は右派政権が誕生して日本にスリスリ寄って来られたら気色悪いし鬱陶しい。最早この政権は末期症状を呈し始めとるんで、是非ともムンムンには今すぐにでも竹島に上陸してもろて、「文大統領ファイティン」に燃料投下してくれい。

 

 あともう少しで、この異常な国民に支えられた異常な国家の一つの息の根ェ止められる。ほしたら次は、図体だけがでかい世界一の鼻つまみ国家を倒しに行ける。北などその付属物に過ぎんし、核ミサイルなど過度に恐れる必要なんぞあるか。曽て世界第2の核保有国が、戦争もしてへんのに脆くも亡びた。核は撃ったらしまいやし、正しく、核よりコワイ経済戦争よ。(つづく)

わしの鉄道事情大研究・山陽新幹線(2)

 前回書いたように、新幹線をリニア化すると経費などが倍増するんで、それはリニア中央新幹線の営業実績や技術動向を見た上での判断が必要やろう。それに、JR神戸線(新大阪ー西明石)は高密度運転区間なんで、山陽新幹線を全面運休してリニア化工事するにはかなりのムリを強いられる。そこで、やはり前回書いた通り、新大阪ー西明石間を先行して新線建設して緩急接続可能な新・新神戸駅を造り、当面はそこに現行規格新幹線を走らす。これ以外に策はなさそうや。

 

 リニア化が具体化したら、運転を旧線に戻し、新線をリニア規格に改造する。こないして、まずは西明石までをリニア化する。後は順次姫路・岡山・広島・博多・熊本・鹿児島中央とリニア化して行けばエエやろう。理想的には全線リニア新線化やけども、国にも沿線自治体にもJR西にもゼニがあらへんねんからしゃあない。線形の悪い区間岡山駅附近など)は線形改良が必要やろうが、それ以外の設備は旧設備を流用してしのぐしかあれへんわな。

 

 新幹線運休区間には、かつて東北新幹線大宮暫定開業時に運転された185系新幹線リレー号」に類する列車を走らすんがまず考えれるが、それは当時、「リレー号」を東北・上越特急置き換え(いわゆる新特急)に利用する計画があったからでけたんで、リニア置き換え終了後のJR西で有効に利用する当てもナイのにそれはあかんやろう。

 

 今後、京阪神地区の新快速電車やそれ以外の地区(岡山・広島地区など)の快速列車への指定席またはリクライニング席連結が増えることが予想されるんで、2ドアデッキ付きの指定席専用車両を1両組み込んだ3ドア転換クロス車を新規製造し、3扉のうち車両中央の扉を締め切りにして、そこへ仮置きの転換クロス席を設けて席数を確保する。リニア化が完了したら仮置き席を撤去して扉締め切りを解除し、新快速・快速電車や山陽線快速(「サンライナー」など)とかに流用したらエエし、セミクロス改造して普通列車に使うことも考えれる。JR西にはまだまだエネルギー効率の低い抵抗制御で鋼製車体のずっしり重い「旧型新性能電車」が走っとって、それらをエネルギー効率の高いインバータ制御でステンレス車体の新型車に置き換えて運行経費を抑制する必要があるからの。これは東北新幹線とかのリニア化にも言えることなんで、その先例を示す意味もある。東北・上越新幹線の首都圏区間のリニア化はもっと大変やろうから、全線復旧後の常磐線にも東北新幹線の代替路線の役割が求められるやろな。並行私鉄のナイ高崎線なんかえらい大変やぞ。

 

 それと、夜行列車の一時的な復活も考えれる。近年は夜行高速バスが充実しとって、夜行列車の需要が見込めんから、「サンライズ285系電車増備は適切とは言えん。せやけど、新幹線運休区間やったらある程度の需要は見込めよう。そこで、貨物輸送需要の伸び悩みでダブついた機関車を利用することにして、新製費用の安い客車を造ってそれに充てる。費用の節約が必要やし長期に亘って使い続けるワケではナイんでステンレス車体とちごて鋼製車体を採用し、全席回転リクライニング席のデッキ付きモノクラス車両とする。2階建て客車にすれば話題性も出て集客効果も上がるやろう(その場合には1階部分に個室寝台を設けてもエエ)。

 

 この列車も指定席以外は料金なしで利用でけるようにして、夜行バスに対抗する。それに加え、運賃を大幅値下げして料金を上げるようにすれば、なおのこと対抗力がつくやろう。安価な客車やから減価償却も早う進むし、用が済んだら廃車にしてもそないもったいないことはナイ。ステンレス車体を採用する場合には、例えば「トワイライトエクスプレス瑞風」を補完するようなイベント用車両とかへの改造を前提とした設計にすることが必要やな。長距離快速列車や夜行列車復権起爆剤にするんやったら、1両を丸ごとコンビニにした「コンビニカー」連結すんのもオモロイかな。

 

 この夜行列車は、リニア化の進捗状況に応じて運転区間や本数が変化することが考えれるが、リニア西漸に従って必要な運転本数は減って行くて考えれる。せやけども、リニアは連続運転してこそその速度が生きるんで、やっぱし経済効果が早うに現れることからも東側から順番に工事を進めて行った方がエエと思われ、客車を大量新製してからおもむろにリニア化を始めることになるやろう。

 

 山陽新幹線のリニア化が達成でけたら、それこそ奥津軽いまべつ青森県東津軽郡今別町;津軽線津軽二股に隣接)ー鹿児島中央間全区間をリニア化して、青函トンネル区間を挟んで木古内ー札幌間もリニア化すれば、リニア効果は全国に波及することになるやろう。リニアは新幹線以上に「ストロー効果」の影響が広範囲に伝播するんで、東京一極集中がさらに進んでまう弊はある。せやけど、もしリニアの交通機関としての信頼性が航空よりも高いことが国民全体に認知されるに至った場合、国内航空を圧倒することもでけるやろうし、それは海外の交通事情をも大変革する原動力になるとも期待でける。リニアを真空チューブ内に走らす技術も諸外国で開発中らしいが、乗客の安全こそが第一なんで、それが普及するかどうかはまだ分からん。ともかく今はリニアの開発に邁進して、その後の技術革新に応じてリニアをさらに進化さすことを考えるんが適当なんやないかて思う。(しまい)

 

 次回からは四国の鉄道事情や。

わしの鉄道事情大研究・山陽新幹線(1)

 西日本エリアとりあえず一休みするが、その前に山陽新幹線を書く。わしは以前にこの連載で「リニアは西へ」、つまり、リニアが新大阪まで来たら、次は山陽新幹線のリニア化が必ず議論になるて書いたが、リニアにすると諸経費が倍増してまうんで、少なくとも現状のままで山陽区間をリニア化すんのは、JR西日本にとってリスクが大き過ぎる話やないかと思うようになり、それは急がん方がエエやろうちゅう結論とすることにした。

 

 山陽新幹線のリニア化は、まずは中央新幹線の成績を見ることと、常温超伝導体が開発されるなど技術の進歩が見られるようになることが最低条件になるんやないかて思う。せやさかいに、この連載では、第1回目の今回は山陽区間は通常動力による粘着式鉄道としてどないするかについて書くことにする。リニア化については次回に回すことにしよう。

 

 山陽区間で最も気になるボトルネック区間は言わずと知れた新神戸や。地下鉄の延伸開業などでアクセスは幾分マシになったけども、そんでもやっぱし問題は多々残ったある。駅の立地はしゃあないけれども、朝夕を中心にこの駅の前後で交通渋滞が発生して、ダイヤの確保が大変なだけでなしに、高速運転の妨げなったあるさかい、これは放置でけん。せやさかい、いっそのこと新大阪ー西明石間の全区間を新線化してまうことをマジで考えた方がエエのやないかちゅうこっちゃ。

 

 現在の新神戸の地理的条件では、待避線増設も2面4線化も絶対ムリやから、もそっと神戸市街中心部に近いとこに地下新線と新・新神戸駅を造って、そこで緩急接続か退避を行えるようにするしかナイ思う。これはこれでJR西には結構キツイ負担になるやろけども、山陽新幹線はJR西の数少ない収支均衡路線やねんさかい、それぐらいのことするだけの価値はあるやろう。それに、旧線跡はリニア化工事に生かせばエエねんし、リニア化後に旧線をJR神戸線阪急神戸線・〇神本線に次ぐ「〇神間第4の通勤路線」にする手ェもあるさかい、決して無駄な投資にはならへん思うど。猪名寺附近に駅造ったら福知山線と直接連絡でけるしの。

 

 こないすれば新神戸の利用客も伸びるやろし、「のぞみ」「みずほ」の一部を通過さして速達化することにも資するし、リニア化後にも同様に役立つ。かなりの費用と時間がかかるけども、これは最低でも中長期的課題の一つとして加えてもらえんかの?東海道区間にも似たような駅の熱海があるが、これはリニア開業で問題がほぼ解消するやろから放置でもエエか。

 

 ほんでから次は、乗降客が少ない駅の問題や。東海道区間にも三河安城があるけど、山陽の新尾道新岩国・厚狭ほど深刻とは違うやろう。新尾道に関しては、今治方面行のバスと接続せえへん列車はそれが「こだま」であっても通過させ、新岩国錦川鉄道)についても同様の措置を取るのんがエエように思う。タクシーでのアクセス客もおるとは思うが、それは絶対数が少ないし、それに、そういう客は最初から広島やら徳山やら「のぞみ」系が停まる駅に行くわいな。

 

 ただ、新岩国ー清流新岩国間の連絡通路をもっと快適に移動でけるように改良し、錦川線ホームももちいと新幹線連絡駅に相応しい外観にするなど、岩国市などの協力を仰いででもやって欲しいとこではある。厚狭については、乗客減少に歯止めがかかりつつあるけれども駅開業時に比べてもまだ少なく、JR西や山陽小野田市が協力して、厚狭のターミナル駅としての魅力を上げる努力も必要やと思う。倉敷行くんやったら岡山から在来線の方が便利やから、新倉敷倉敷市玉島地区や笠岡・金光教以外の人にはあんまし用がナイ。新下関は幡生に代わって山陰線の始発駅にする(下関でスイッチバック)ことが考えれるが、山陰線沿線の新幹線利用客はその大半が全列車が停まる小倉に行くし、下関市民以外には無関係な駅やな。むしろ、乗客の微増傾向が続く東広島の方が将来性を感じさせるわな。広島大や西条方面へのアクセスが貧弱なんをどないかすれば、もっと客足が伸びるやろうに。

 

 新駅を造るんやったら、赤穂線伊部附近やな。備前市の一中心でもあるし、乗り換え需要もそれなりにあるやろからな。相生も決してムダな駅とは違うが、播州赤穂以西の駅からのアクセスに問題があるんで、やっぱし新駅が欲しい。逆に、新尾道は廃駅を検討してもエエのと違うか?駅の営業だけでもかなりのコストがかかったあるし、この駅は請願駅やから、負担はみんな尾道市が被ってるねんからの。「しまなみ海道」経由のバスは福山からも出るようなったし、別に何が何でも尾道から出す理由はあれへんのや。

 

 運転本数については、新大阪発「のぞみ」博多行2往復、同広島行1往復、「さくら」系鹿児島中央方面行1往復、各駅停車の「ひかり」岡山行1往復、岡山発「こだま」1往復で、これは現状でも大きな問題はないやろう。むしろ、昼間の「ひかり」「こだま」を中心に、平日運休や季節列車化を検討してもエエんではないかとも思う。

 

 次回はリニア化について書くことにする。(つづく)

速報・中共崩壊への道 (222)

 韓国の命運が尽きる時が来月の下旬に来そうなってきたの。タイミングとしては、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)が切れ、それに起因する米韓同盟決裂か、それとも日本製鉄(旧・新日鉄住金)の差し押さえ資産現金化に因る制裁発動か?

 

 巷間では日系銀行の信用状(LC)発行停止せよの声が大きいみたいやけれども、それをやると韓国国内企業の大半がぶっ潰れ、日本にも盛大な火の粉が降りかかることになるど。「んなこた承知の上じゃい」てツッコミが入りそうやが、日系銀行が厖大な不良債権を抱え、公的資金注入が必要ならんとも限らん。そないなってから文句垂れたかてもう遅い。

 

 かっちゅうて、日本入国ビザ復活程度では生ぬるい。最低でも韓国への送金停止も併して必要やろう。LC停止やキャッチオール規制発動は最後の方の手段になるんやなかろうか?まあ、不良債権問題が片づいたらそれぐらいやったかてバチは当たらんやろう。何せ、これまで韓国から受けたパクり被害は相当な額になんねんさかいの。

 

 また、「チャッチャと断交せえチャッチャと」ちゅう声も喧しいモンがあるが、これまでこの連載で千度書いてきた通り、断交は戦争の一歩手前やし、日本は9条の縛りのある自衛隊しか持ってへんさかい、防衛ラインが対馬海峡まで下りて来るんはヤバい。我が国が北〇鮮と断交状態にあっても戦争にならんのは、在韓・在沖米軍の存在だけでなく、中国が「やめれ」言うやろし、しかもかの国はビンボタレやさかい継戦能力が全然あれへんからやんけ。

 

 せやけどの、中国の弱体化は誰からも明らかで、北も引き続き中国の庇護を受けれるかどうかの見通しは暗い。しかも韓国は崩壊寸前でロシアも制裁受けてて米国と戦争でける状態やナイ。今の北東アジアはそういう軍事環境なんやから、韓国を経済的に焦土化して在韓米軍引き上げするには絶好のタイミングやろう。ほんでその先には在日米軍の撤退や。トランプ氏のホンネは「日本が西側大国として極東の安全に責任持てや。ほしたら米軍駐留も要らんようなって、米国は経費節減になるんや」やからな。9条改正の見通しも立たんまま米軍に去られては、もしか南〇鮮を第三国に奪われでもしたら日本はどないなる?かっちゅうてもう日韓併合なんか御免蒙るど。しかもや、中国弱体化はエエが、内戦勃発したら武装難民が押し寄せて来んとも限らん。わしらは一体どないしたらエエねん?

 

 そこで重要になって来るんは、例の「フッ化水素よこながち」問題や。これの動かん証拠を国連に持って行ったら、韓国を「テロ支援国家」に指定して、北〇鮮同様の経済制裁を加えるべき国家にでける。こないなると、米国はテロ拡散防止のために当面半島周辺の軍事力を削減でけんようなるし、それによって第三国による南の侵略を抑止でける。日本の9条改正が成ったら、海上航空自衛隊が米軍に代わってその主体になって堂々と半島の防衛と中国の警戒をすればエエやろう。かような具合で、日本は韓国と絶縁でけるような軍事的環境にはあらへんのや。

 

 日本人の間では「韓国と関わるな」の意見が多いみたいやけれども、国防ちゅう高度に政治的かつ専門性の高い問題に一般世論を反映さすことは国を誤ることやぞ。韓国がGSOMIAを日本の経産省のマネしてパブリックコメントの結果に基づいて破棄を決めよったが、それにより、16年慰安婦合意の一方的な破棄に続けて米国の顔に泥塗る残ない結果を招いた。古代ギリシアアテナイ)が直接民主制が原因で次第に帝国主義化して、それが元でデロス同盟を離脱するポリス(都市国家)が続出し、その後のペロポネソス戦争に敗れスパルタに主導権を奪われ、しまいにはアレクサンドロス大王マケドニア)の親父のフィリッポス2世に滅せられたことを、韓国人は固より嫌韓日本人もしらんらしい。スイスが直接民主制でけるんは、人口が少ないだけでなしに、国民一人一人の自主独立意識と軍事意識が高いことが無視でけん。国民の大半が平和ボケした日本では部分的に導入することすら危険が伴うさかい、憲法改正時だけに留めといた方が平和のためやろう。

 

 日本の政治家で日韓断交を主張する人は数少ないことはあれへんが、政府の人間でそのような趣旨の発言をする人はおらん。それは、断交ちゅうのが一般国民が考えてるような軽い問題ちゃうからや。そらそうやろう、んなことしたら即座に極東アジアの軍事バランスが大きく崩れて、戦争の呼び水になるからやないか。戦争ちゅうのは、田嶋陽子が言うように軍隊持ってるから起こるんとちごて、軍事的均衡が崩れることによって起こるんやんけ。石器時代ネアンデルタール人クロマニョン人に絶滅させられたことからも分かるように(←見たんか?)、軍隊がなかっても戦争やジェノサイド(大量虐殺)は起こるんじゃいアホ。

 

 米中貿易戦争は言うに及ばず、日本の対韓貿易管理適正化のような見た目穏当な処置だけでも、多くの一般市民が首くくる危険がある。せやさけ、戦争さえなければ世界平和が達成されるて考えてる連中はノーミソつるつるのアホである。ほな何で安倍政権はそないえげつないことするんかちゅうたら、それは「韓国につける薬がナイ」からである。これまでの日本は「大人の対応」と称して、韓国の求めに応じて繰り返し話し合いを行っては譲歩し、その結果が今のスポイルされた大韓民国である。おまけに韓国国民の大半は理性的に物事を考えることがでけん古代人やから、理性と情緒のバランスの取れた日本人との会話が成り立たん。結局、「つける薬のナイものにつける薬」の戦争しか解決手段があれへんのだが、日本は戦争がでけんさかい、ある意味戦争よりももっと非人道的な経済戦争しとるねんやんけ。世の平和主義者はエエ加減目ェ覚ませアホ。(つづく)

速報・中共崩壊への道 (221)

 先の台風第19号は、日本にえげつない爪痕を残した。殊に近年の台風は雨雲をようさん連れてやって来るんで、風だけやのうて雨も無視でけん。普段は滔々と流れてとても水害なんか起こしそうもない千曲川などで土堤が決壊するなどして、多くの家屋が水に浸かって死者も多数出てしもた。

 

 その一方で注目されたあるんが、利根川水系吾妻川に建造中の、あの「八ッ場(やんば)ダム」や。このダムはまだ完成してへんかったが、丁度台風がヒットしたその時に試験湛水を行っとって、折からの大雨により増水してた吾妻川の水を全て受け止めた。これにより、下流域の首都圏は大水害から守られ、ダムの必要性が一段とクローズアップされることになったちゅうワケやな。わしも、近年その数が増え、規模も大きなったあるゲリラ豪雨から国土を守るためには「脱ダム」はすべきやない思うようなったし、治山・治水事業の重要性をより深く認識するようにもなった。

 

 せやけど気に入らんのは、この八ッ場ダムをネタに旧民主党政権をディスる連中や。このダムは上記のように首都圏を水害から守ったことは動かせん事実やし、当然それはわしも認める。ただ、このダムはその建造必要性の説明が二転三転するなどかなり怪しい経過を辿り、川原湯温泉は移転を強いられ、吾妻渓谷の優美な景観をワヤにしてしもたんで、わしゃやっぱし何か色眼鏡で見てまうねんな。しかもや、たまたまこのダムがスッカラカンの状態やったさかい洪水を全て受け止められただけで、通常運用時(湛水率50%以上)やったら緊急放流による水害発生は避けれんかったやろう。ダムは溢水したら決壊してまうさかいの。

 

 でも、んなこたまだエエわい。それよりももっといかんのが、10年前にこのブログでも批判したように、この八ッ場ダムには重大な欠陥が潜んでる可能性が高いちゅうこっちゃ。それでも、当時東京都知事しとった慎太郎は「利根川の治水のために八ッ場ダムは必要」とお墨付きを与えとって、実際今回の台風ではその通りになった。それでもわしがこのダムを評価でけんのんは、中国・長江の例の「三峡ダム」と似たような問題を抱えたあるからやんけ。

 

 ダムちゅうのんは建造費が巨額の上に、水没する集落などの移転や補償とかがあるんで、造ったからには最低でも百年は稼働してもらわんと割に合わん。ところが、河川工学や水理学の専門知識があると思われる土木技術者らは、吾妻川上流域の様子などから、土砂などの堆積物がダム湖に溜まりやすく、このためダムとしての寿命は高々30年しかあれへんさかい、彼らは建造は不適と判断した。

 

 わしには水理学や河川工学の知識はあれへんが、慎太郎のごとき専門知識もあれへん地方政治家の言うことよりも、専門家の意見に耳を傾けるべきやちゅうことぐらいは判断でけるわい。三峡ダムは、ダムとしての寿命が10年しかあれへんと主張する水理学者をブチ込んでムリから造った曰くつきのダムで、この水理学者の予言通り、その堰堤には限界を超える静水圧が印加されてみるみる歪んで行ったある。八ッ場ダムかて30年後にはこないなるかも分からんのやぞ。せやさかいに、民主党を嗤う目的で八ッ場ダムをやたら持ち上げる連中の言動など、目クソ鼻クソの類や思うど。

 

 水害を防ぐにはダム以外にも、植林・伐採や砂防ダム築造などの治山事業の他に、スーパー堤防建造や河川浚渫・地下大水道敷設などの治水事業が有効や。一方、水害が増えた原因には林野行政の失敗による林業の衰退で植林・伐採が行われんようなるなど、過去の自民党政権の弊政もあるちゅうことを、こいつら反左翼の連中はしらんらしい。わしもサヨクは好かんけれども、ことほど斯様に付和雷同するだけで物事の本質から目ェ逸らし続ける連中のことはもっと軽蔑する。まあわしゃこないなこと書くさかい右からも左からもしばかれるんやけどの。

 

 まあそれはともかく、林業を復活ささんと山は荒れ放題になって倒木が発生し、それが水害をさらに深刻にするねんさかい、「儲からん」の一言で林業を衰滅さすんは下の下策でしかあれへん。国が補助金を出してでも林業を育成し、太く立派な木ィを伐採してまたそこに苗木を植えるサイクルを続ければ、河川は水害を起こしにくなる。どこの先進国でもそないやって水害から国民を守る努力をして来たからこそ国が発展してんさかい、日本も中国も◯鮮も関係なしに、治山・治水にもっと注力せなあかん。

 

 日本が主要先進国になれたんも、江戸時代からこの治山・治水事業を連綿と続けるなど、食料の安定供給と日々の暮らしの安全を図ることに上も下も孜々と努力したからや。衣食住のどれか一つにも事欠くような生活の中で、国民に勤勉さを求めるんはないものねだりやからな。しかも、そうした暮らしが安定して続けられるさかいに、人々の中に次第に中長期的な視野が開かれ、国家百年の計である教育がさらに充実して、ノーベル賞受賞者を輩出する文化強国になってんやんけ。

 

 中韓がここに来て大きく躓いた原因は、それら先進国になるためのプロセスを一切合財省略して近道しようとし、そんで国家の運営にムリが来て、それがさらに国内政策を歪めてしもて、しまいには日米両国との軋轢を招くことになったからや。まず、先進国への近道などあれへんことを深く心に刻むことから始めんと、中韓は絶対に先進国になんぞなれん。(つづく)