文在寅氏の弊政が原因で、韓国からの企業の海外流出が止まらんそうで、彼の国の焦土化が順調に進んだあることは喜ばしい。その調子でもって十大財閥にも出て行ってもらおう。
サムスン・現代自などの有力メーカーにも海外脱出の姿勢が見られる。特にサムスンは国内に留まっておっては文字通り座して死を待つに等しいこっちゃから、工場を賃金の安いASEAN地域などに移転しようとしたある。「中国恵州工場閉鎖・ベトナムに工場新設」のニュースもある。中国も人件費が高騰しとって、工場置いとくメリットは最早あらへんさかいの。続いて韓国国内工場も閉鎖・海外移転する流れやな。
せやけども、工場はエエとしても、本社や研究所の類はそない簡単に行かんやろう。それらを海外に移してしもたら、人材の供給に支障が出るからや。それにや、韓国本国では入手不可な半導体生産に不可欠な素材（フッ化水素など）が入って来るとは言え、東南アジアではやっぱし研究・開発・量産化のプロセスが円滑に進まん可能性がある。そんでのうても、半導体はきれいな真水が大量に供給でける場所でなかったら製造でけんし、半導体研究には最新鋭の製造装置を設えることがでけて、しかも高純度の試薬類が何時でも大量に供給でける態勢が整うてなかったらあかん。ドクターの学位持った研究者が腕を振るえるようにするにはかなり高度な実験設備が必要やし、それを再度整備し直すてなると莫大な金額がかかってまう。最後の手段としては他社の研究設備を一時的に間借りするちゅうことがあるけども、そんな場所が東南アジアで簡単にめっかるとは思えん。
半導体産業は絶え間なしに研究・開発を続けんと技術の陳腐化を食い止められへんし、研究成果を直ちに新製品開発・量産にフィードバックして行くことが不可欠や。せやさかい、フッ化水素のことだけ考えては良質の半導体デバイスを製造し続けることなんかでけん。研究から量産化までを経営陣による直接の指揮・監督の下で腰を据えて行うことが極めて重要で、そのためにはやはり本社と主要研究所は近接して設置することが望ましい。これは業種が異なる現代自でもそうや。エンジンやシャシーの開発かて良質の金属・非金属材料と良質の工作機械があってこそでけるんで、ここでもやっぱし本社と開発現場とを離隔してまうのは得策とは言えんやろう。
せやさかい、結局韓国十大財閥の逃げ先は日本ちゅうことになる。ほんでもって、代表者が日本の地方法務局行って法人登記して、企業の国籍も日本にすんねん。ほしたら、その会社の所在地かて経済産業省の指定する「り地域」でのうなるし、抑も輸出入なんぞ関係あらへん。こないするだけでその会社は晴れてフッ化水素もフッ化ポリイミドも買い放題使い放題なるんやんけ。でも、韓国みたいに「よこながち」はでけんようなるけどな。
日本に来れば会社も安泰の道があるて分かれば、現在韓国国内で文政権の下で気息奄々たる状態の有力企業が挙って日本にやって来ることもあろう。せやから、でけるだけ早いうちにそのテストケースを示したることが必要になる。その先鞭をつけるんがサムスン電子やとしたら、吾も吾もてなるんは間違いあらへんわな。会社を潰し、従業員を路頭に迷わすことは経営者の屈辱やし、背に腹は代えられんとなるとそないするて。
ここでまず注視すべきは、まずは韓国国内の世論やな。サムスン流出を食い止めようとしてデモや暴動を起こし、却ってサムスンの脱出を早める悲喜劇を演じるんか、それとも「祖国を裏切った土着倭寇は出て行け」の大合唱なるんか、はたまた「サムスン流出の危機を招いた元凶文在寅を弾劾せよ」てなって、政権交代してまうんか。わしとしては、ムンムン政権が長続きした方が日本の国益に副う思うんで、こないなったら安倍政権には韓国の反日をおもっくそ煽ってもらうことでムンムン人気を保とうやないか。閣僚には「反日反米サヨク民族主義者ブンザイイン氏こそが日韓関係悪化の主役」「文在寅氏は約束一つ守らん。日本の小学生以下だ」「文在寅氏は韓国歴代最悪の大統領だ」「日本人は皆が文氏を嫌っている」「文氏の早期退陣を望む」とか何とか発言してもらい、それに怒り狂って火病を起こした韓国人が「無礼なチョッパリどもに負けてたまるか。文大統領ファイティン」てなることを期待しようｗ
次に気になるんは、反韓極右が「サムスンは日本に来るな」運動を始めんかどうかやな。困ったことに、彼らも韓国人と同様に物事を情緒だけで判断する傾向がめっちゃ強いんで、「サムスンが日本に来ることが我が国の国益になる」て理詰めで説こうにも端から聞く耳持たん可能性がある。日本が８月にフォトレジストの対韓輸出許可出した途端に「次の選挙で自民党には入れない」て反応した連中もこの類に近い。レジストだけでは半導体作れんのに、物事をちゃんと考えもせんと反射的に打ち返すの愚は観るに堪えん。せやから、サムスンが日本に来る意向を示したら、安倍晋三氏には官邸の記者会見場で直ちに歓迎の意を表してもらうことがまず第一で、続いて反日オールドメディア様方の援護射撃をも利用さしてもらうとするか。すなわち、サヨク連中の毒でもって反韓の毒を制するんである。
政治は個人の好き嫌いで決まるほど単純なモンとは違う。特に外交・防衛問題などは世論とは最も距離の大きい存在やから、それに民意をダイレクトに反映さすことは国を誤る元でしかあらへんのや。日韓GSOMIA（包括的軍事情報保護協定）破棄を民意で決めた文在寅氏の愚かなマネをわざわざ我が国ですることもあんめえ。（つづく）
