E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

(委員会NP)政治とは想定外を想定すること(2)

福島第一で事故が起こるまで「原発は安全」て吐かしとった連中に、再稼働さした原発を安全に運用でけるとは到底思えん。混沌とした中東情勢に加えて南シナ海問題を抱える日本やさかいに、宮家邦彦が石油資源をどない安定的に確保でけるかて懸念するんも分からんではナイが。

 

ただ、竹田宮恒泰王殿下の言われるように、エネルギー源の分散化は進んでおり、石炭もあればシェールガスも選択肢に入ろうとしたある。中東の石油安価売り浴びせの攻勢あるけども、米国としても自国のエネルギー安保のためにもここで怯んではおれんやろう。クリミア併呑とかでG8からはみごにされてしもたロシアも原油価格低迷の他に経済制裁で苦しんどるし、プーチンさんと安倍晋三との「山口会談」で、シベリア資源開発をエサに北方領土天然ガスの両方が得られるかどうかが気になるとこやな。

 

それに、飛行機は電気がどんだけようさんあっても飛ばんねんさかい、油そのものがまだまだ必要なことは事実やろう。せやけど、その油(重油)を燃して電気いこす(←起こすの間違い)ことに変わりはナイし、大災害や戦争とかで発電所がいかれてしもたことを考えたら、発電設備を分散さすことも考えやんとあかん。油を燃さんでもエエようにしといた方が間違いは少なそうやねんな。

 

以前「や○きの委員会」で武田のおっさんは「日本全土を太陽光発電パネルで覆っても日本の電力需要の全てを賄うことは不可能」ちゅうような趣旨の発言してた思うが、太陽電池の光電変換効率が高々40%なことから考えたら、それは間違いあれへんやろう。ただ、辛坊が言うように、エアコンは夏のカンカン照りの時につけるんやし、余った電力は水素にして水素吸蔵合金に吸わしとけるんやから、構造的な欠陥はなさそうではある。

 

ただ、太陽電池パネルかて寿命はせいぜい30年ぐらいや言われてるし、系統連系のためのエネルギーコンディショナなんかは10年かそこらでオシャカになってまう。せやからわしらビンボタレにはムリや。

 

むしろわしが気になるんは、それ以外の自然エネルギー研究開発動向や。近大の「イモ発電」の研究は現状どないなっとるんか?ナノアンテナにスピントロニクス技術を組合した直流発電は可能なんか?宇宙太陽光発電のために不可欠なレクテナはどうなんや?こないな具合に考えれる将来のエネルギー源はナンボでもあるさかい、中長期的な見通しは決して暗いことはあれへんのやないかとも見れる訳やな。

 

ただ、短期的には中国問題が影を落とす。急激な産業化の進展で中国は日本を遥かに上回る資源消費大国になったあるし、世界秩序に挑戦するかのような振る舞いをして憚りないとこがある。北○鮮の暴発によって米中間に釁端が開かれる可能性かてゼロではあれへんし、戦争はこれまた資源を大量に消費する。結局わしのブログの四本柱からは暫く「中国問題」を外せんのやな。(つづく)