E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・呉線(2)

今は快速・普通列車しか通らん呉線にも、昔は急行「あき」(後に寝台特急「安芸」に格上げされるも不人気で55-10減量ダイヤで廃止)が走るなどそれなりに存在感のある路線やった。まさかいまさら東京発の夜行急行復活でもあれへんが、せめて大阪発呉線経由広島行の夜行快速ぐらいはあってもエエのやないかと思う。大阪を夜中に出て、早朝に広島に着く列車や。運賃・指定席料金足しても梅田発の夜行高速バス運賃とコンパラで、自由席やったらそれよりお得な運賃設定にすんねんやんけ。運賃制度そのものを安するんがベストやけども、それがあかんのやったら列車毎の運賃設定でもかめへんわい。

 

呉線は瀬戸内海の多島地域に面しとるねんさかい、その観光資源を使わんテはあれへんのだが、どういう訳かそのための観光列車を設定してへんから不思議や。わしやったら、呉線糸崎・三原発の広行ローカル列車の始発を福山にして「のぞみ」に接続さして、三原まで途中松永・尾道のみ停車の227系快速にするで。ほんで列車名をつけて一部指定席にすんねん。速度制限箇所は広島県呉市竹原市とかの協力を得てでも路床強化工事して高速運転でけるようにして、外からの観光客呼び込みを図るけどな。

 

広以西は広島都市圏輸送区間なんで、ある程度のフリークエントサービスが欲しいとこやな。この区間の特徴は駅毎の乗降客数のばらつきが大きいんで、快速の頻繁運転に適したあることやな。ただ、交換設備に旧態依然とした番数の小さい両開き分岐器が使われとるんで、快速も思うように走れん。広島市区間の部分複線化するとか、もうちいたあ速う走れるようせんと、競合しよる路線バスに勝てんじゃろが。そんで、どうせ広島市内向けたアクセスは広電には勝てんのじゃけ、広島より先は山陽線岩国方面やら可部線やらに乗り入れするとかしよって、JR線内の高速移動に力入れるんじゃ。

 

JR西のクルーズトレイン「瑞風」も、瀬野八寄るよりは沿線風景のエエ呉線の方が喜ばれるやろう。これとよう似た例に、予讃線伊予長浜支線がある。区間の営業係数が高いだけで廃線にすんのはあまりにももったいない話やで。鉄道の存在価値は収支だけでは測れんのやさかい、JR各社はHPとかを通して、存廃問題のある地方交通線の車窓風景をもっともっとアピールしやんとあかんで。(しまい)

 

次回は岩徳線の予定や。