天文学は選ばれし人材が研究するちゅう観念がわしら理系人間にはある。でも、わしの行ってた大学はそないカシコなかったけども電波天文学の研究室あった。わしも少しは考えんでもなかったけども、中部山岳地帯の人里離れたさぶいとこに長期滞在しやんとあかんのでやめた。でも、今にして思えば、そっち方面に行ってもオモロかったやろなあ。後悔はしとらんが。
アパーチャシンセシス
aperture synthesis
開口合成。電磁波工学や電波天文学など電磁波を観測する目的で、狭い開口面のアンテナを複数個用いて、開口面の大きいアンテナと同等の空間分解能を得る方法。高い空間分解能を得るためには開口面の大きい(パラボラ)アンテナを作製する必要があるが、それは困難であることからこの手法が採用されている。一方のアンテナを固定し、もう一方のアンテナを移動することにより、最小で2基のアンテナを用いて実現できる。両方のアンテナが固定されていても、地球の自転を利用すれば天体からは見かけ上アンテナが移動していることになるので、電波天文分野で広く用いられる。
→開口合成干渉計
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但し、これは観測する天体の発する電磁波の電界強度が時間的に変化せえへん場合に限って有効な観測手法であることに注意を要するがの。