E-BOMBERのアホアホブログ

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(委員会NP)死刑廃止には一応反対の立場やけどな(7)

先週の「委員会NP」で桂ざこば氏は「もし死刑廃止やったら秋葉原の事件みたいに現行犯逮捕された犯人でも死刑にしたらあかんの」と、重要な発言をした。これはもちろん9年前に秋葉原で次々と人をはね殺した通り魔事件のことで、7人死亡・10人重軽傷やから死刑間違いなしの事件やな。これやったら死刑反対以外の法務大臣やったら誰でも躊躇なしに執行命令書に捺印でけるやろう。まだ執行されてへんみたいやが。

 

問題は、まず死刑廃止論者の法相の存在やな。我が国は近代法治主義を標榜する国家やさかい、死刑廃止論者を法相にすんのは言語道断や。かっちゅうて、死んだ鳩山邦夫みたいに「自動的に死刑執行」「ベルトコンベア」発言するような法相も問題や思う。法相は冤罪被害者の命を救うための「最後の砦」でもあるんで、死刑囚と雖も一人の命を奪うことには慎重の上にも慎重でなかったらあかんやろうが。

 

次に、無能な法相も問題やで。「法務大臣は『個別の事案についてはお答えを控えます』『法と証拠に基づいて、適切にやっております』だけ覚えとけばいい」と放言した柳田稔の如きアホがおんねんさかいな。国家行政組織法を改訂して、法相の閣僚序列を下げることを検討してはどないだ?まああんまし意味ナイけどな。

 

そういう訳で、法相はその程度の存在やちゅうことなんで、立法府の方でどないかせんといかんやろな。アキバみたいな現行犯逮捕の場合には、冤罪の虞もあらへんさかい死刑執行を躊躇う理由は乏しいやろから、死刑存置に賛成の意を示しとく。

 

ほんでからや、被告人が犯行を否認しとるけども、複数の物的証拠から被告人の犯行に間違いないと断定でけて、なおかつその物的証拠に捏造の疑念が皆無であると認められる場合や。この辺りが死刑存廃のボーダーラインになるんやなかろうか。でもの、証拠捏造を完全に防ぐんはまず不可能やろし、現在のように判検交流人事が公然と行われとる司法の世界では、捏造の事実が意図的に見逃される危険かて排除でけん。ちゅう訳で、この場合には死刑を適用すんのは不適切やないかて思う。後で詳しく言及するけども、こんなんの場合には「島送り」が適切なんやないやろか?(つづく)