E-BOMBERのアホアホブログ

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(委員会NP)死刑廃止には一応反対の立場やけどな(5)

一昨日の「委員会NP」によれば、松本サリン事件は当時の長野県警刑事部長が指揮する見込み捜査の見込み外れによって冤罪事件が発生してしもたそうやが、つまり警察ちゅうとこは、旧日本軍のみならず諸外国の軍隊が陥りやすい「想定の下に戦局を判断する」のと一緒の図式が見て取れる。

 

もしか、想定が外れてしもた場合には善後策を考えるんが健全な組織のすることやけども、それやと責任の所在を明確にしやんとあかんようなる(この場合は長野県警本部長及び同刑事部長)。殊に太平洋戦争の場合は責任が昭和天皇に及ぶことになるさかい、わざと責任の所在を有耶無耶にして却って墓穴を掘る結果になってしもたんやったな。この辺は「志布志事件」の後始末がちゃんとでけてへんことにも一部共通点があるんやなかろうか?

 

しかも、ここでも警察は内部情報をマスメディアにリークして、いかにも河野義行氏が真犯人であるかのような印象操作を結託してやらかした。「信濃毎日新聞」は多々物議を醸す地方紙として有名やけども、農薬だけでサリンこさえれるやなんてウソ記事書いて河野氏を犯人扱いしたえげつない新聞社や。流石に朝日新聞の手下だけのことはあるな。長野県警は冤罪が明かになってからも「遺憾の意」を示すだけで謝罪はあれへんかった(後に河野氏が県公安委員に任ぜられ、県警本部長が渋々謝罪)し、「週刊新潮」に至っては未だに謝罪なしで、温厚そうな河野氏も「週刊新潮だけは許せん」そうや。

 

この冤罪事件は、無能な警察と、それを本来チェックすべきはずの地元紙が地域権力の御用新聞に堕してしもたことによって発生したて言える訳で、富山で北日本新聞・北陸中日新聞中日新聞)・富山新聞北國新聞)らが揃いも揃って富山県議会及び富山市議会議員の政務活動費不正使用を指摘でけんかったことからも分かるように、長野に止まらず全国で発生する危険性があるねんやんけ。神戸新聞かて○神だけやなしに兵庫県議会と神戸市議会とかにも力入れてもらわんとあかんでー。

 

河野氏は弁護士に「警察は犯人を作る所」と言われたそうやが、彼らの権力をもってすればそんなん簡単なこっちゃ。せやからそれを防ぐためにありとあらゆるチェック機構が必要なんやけども、本来それを果たすべき地方紙がその役割を抛り出してしもてんねんさかいどもならん。せやけどよう考えてみたら、国政に興味があっても地元自治体の政治に興味のあらへん国民はわしを含めてようさんおるし、国民のその体質が地方紙の怠慢と自治体の腐敗の原因になったあるに違いナイわな。(つづく)