E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

わしの電子工学用語集(55)

トシがバレるが、わしがラジオ少年になるきっかけの一つに、学研の「学習」・「科学」の広告のページに載ったあった、ナショナル(現パナソニック)のBCLラジオ(クーガ115・2200)があった。特にそのラジオ(RF-2200の方)に、アンテナ・カップラーなる謎の装置がくっついとったんが印象的で、「これ一体何のためにあんのやろ?まあ多分電波受かりやすするためについとんやろな」ぐらいの認識やったんやろうの。

 

その後、興味はソニーICF-6800に移るも中高生にはあまりにも高価で手が出ず、社会人になってからやっとソニーICF-SW77が買えてんやったな。

 

アンテナカプラ

 

antenna coupler /antenna tuner

 

アンテナチューナとも。無線受信機の感度向上の目的でアンテナと受信機の間に挿入される受動回路。または、無線送信機で電波妨害を防ぐ目的で送信機とアンテナの間に挿入されることもある。

 

[詳説]アンテナ系と受信機のフロントエンド回路とのインピーダンス整合が取れていないと、アンテナからフロントエンドへ入力される信号の一部が反射され、受信入力が低下する。そこで、コイルと可変コンデンサをπ形やT形に接続した二端子対回路をアンテナとフロントエンドの間に挿入し、可変コンデンサの値を変化させることによりインピーダンス整合を行い、反射を防ぐことがある。

 

→反射・ウェーブトラップ

 

送信機と送信アンテナのインピーダンス不整合は、発射される電波の出力低下の他に、高調波の発生によるBCI(ラジオ電波妨害)やTVI(テレビジョン電波妨害)の原因にもなるので注意を要する。

 

→高調波・BCI・TVI

 

(本文ここまで)

 

院生のとき、都内某所のスパッタリング装置でシリコン基板上にシリコン酸化膜形成さしとったが、その装置動作さすにはアルゴンプラズマ生成のためチャンバに13.56MHzを送り込む必要があった。こん時、チャンバの入力インピーダンスが時々刻々と変化するんで、マッチングボックスのダイヤルをちょこちょこ回しもって整合を取っとったな。考えてみたら、このマッチングボックスかて短波帯域用カプラの一種やな。