E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・山陽本線(2)

山陽本線に快速をもっと走らすちゅう話やけども、まずは姫路口から始める。

姫路以東は周知の通り新快速電車が毎時4本も走る快速天国やのに、姫路を境に快速運転する列車がゼロなってまうねんさかいえげつない。朝夕とかに赤穂線播州赤穂まで乗り入れする新快速かて各駅停車になってまう。これはあまりにもったいない運用や思う。

せやからまず、沿線に中小都市が何個かあって比較的需要の多い赤穂線に新快速を毎時1本乗り入れさして、姫路発は網干・相生以遠各駅停車にすんねん。相生ではこの新快速に十数分で接続する列車を設定して、岡山まで各駅停車さす。さすがにこの区間は閑散としてるんで快速運転には不適当やからな。

その代わりに、この列車は岡山から快速運転をさす。大都市駅で乗り換えさすのんは、長距離利用者が着席でけん場合が増えるんであんまし得策やない。むしろ閑散とした中間駅で乗り換えてもろた方がその点ではエエねん。その対策としては、乗換駅のホームにはコンビニ・売店を充実さして、旅客の飲食物確保のための便を図るねん。空きっ腹抱えて列車に乗り続けるんは辛いからのう。

せやからこの快速も岡山と広島の中間の三原で運転を打ち切る。岡山発の標準的な停車駅は現行のサンライナーよりも快速運転区間をやや長うして、倉敷・新倉敷・金光・笠岡・東福山・福山・松永・尾道とする。三原でも十数分で次の快速に接続して、岩国まで足を延ばす。停車駅は白市までの各駅と西条・八本松・海田市・広島・五日市・宮内串戸・宮島口・大竹・岩国で、岩国からは岩徳線を電化して西岩国・玖珂・周防高森周防花岡櫛ケ浜・徳山と停車する。

徳山でまたまた次の快速に十数分で接続し、下関まで運転する。途中停車駅は周防富田・防府新山口宇部以遠各駅やな。下関では交直流の船頭さんを介して小倉で鹿児島線日豊線の快速に接続したらなおエエねんけどな。

以上のようなリレー方式の快速が毎時1本あれば、沿線客の中距離輸送における速達輸送に少なからず貢献でけるやろうし、わしらみたいなゼニなしが貧乏旅行すんのに裨益する所鮮少ならざるものがある。

もし、この快速リレーが好成績を収めた場合、姫路―下関間を通しで運転する急行(料金不要:但し指定席・グリーン席はキロ程に応じて料金徴収)を1日数本運転することを考えたなるな。ほしたらそれ専用の編成を新製すんねん。車両新製コストを下げる目的で、3M6TぐらいMT比を下げた編成にしたらエエやろう。T車は2階建車両でかなりの輸送力が作り出せるようにする。

急行の標準的な停車駅は、相生・和気・岡山・倉敷・福山・松永・尾道・三原・西条・広島・宮島口・岩国・玖珂・徳山・防府新山口宇部・厚狭・幡生てとこやな。昼行列車が好評やったら、夜行列車復活でもエエがな。鉄道斜陽の原因は、夜行列車がのうなってしもたことにもあるんやからな。

幹線鉄道が元気にならんと、支線区も元気にならん。せやから山陽線は中国地方の鉄道の命運を背負ってる言うても過言やナイ。山陽線の改革は、JR西の改革の試金石て言えるやろうよ。(しまい)

次回からは山陽電鉄の予定や。