E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・山陽本線(1)

この項目では、山陽本線の姫路以西の区間を扱うことにする。神戸―姫路間は「JR神戸線」を参照されたい。

本家の川島令三氏はJR東海東海道線を「東海道電気鉄道」と称して、大手私鉄なみのネットダイヤを編成して、緩急接続による全線に亘る速達輸送を提唱しておられたと思うが、これも山陽本線のほぼ全区間で応用でけるんやないかて思う。今すぐにでもそないしたダイヤ編成に改めるべきや。

ところがJR西のアホはそれをしよらん。国鉄がJRになって30年近くになるけども、まだ高木文雄の亡霊が取り憑いてるみたいやな。

高木文雄は8代目の国鉄総裁で、その任期中には運賃の大幅値上げをして却って国鉄離れを加速さすなど、絵に描いたような官僚崩れの失敗作やったな。長距離客を特急にムリから乗して料金をせしめようちゅうセコい魂胆から長距離普通列車を激減さして、若者の鉄道離れをも引き起こしたちゅう最低最悪の総裁やった。JRの現在の苦境はこん畜生の招いた部分があまりに大きい。

山陽線を便利にすると新幹線利用が減ってまうちゅう考えから、わざと不便にしたあるちゅう訳やなこれは。せやけど、それではゼニ持ってへん若い人が鉄道に親しむ機会が損なわれてしもて、大人になってゼニがでけてからも新幹線や鉄道になかなか目ェが向かんようなってまうねんやんけ。今の若い人は当然に長距離バスやLCC(格安航空会社)にばっか目が行って、鉄道を支持してくれるんは鉄ちゃん鉄子さんばかりなり。

せやさかい、鉄道を真に復権さしたいて思うんやったら、今の逓増運賃体系を改めて、本来あるべき逓減運賃制に戻すこっちゃ。ほんで、長距離運転に特に支障のない区間から順次、高水準な接客設備の長距離快速列車を走らすようにするねんやんけ。ほしたら若い衆も乗ってくれて、その人らが齢行ったらジパング倶楽部とかに入ってくれるんちゃうけ?

山陽線は全線に亘って線形が良好で、しかも沿線に大中小の都市が分布するなど長距離快速を走らせれる好条件が揃ったある。せやのに、快速運転しとる区間が岡山―福山間と広島附近のごく一部しかあれへんとは情けない。せやから、まずは山陽線に快速をようさん走らすとこから改革を始めんならん。最初のうちはセミクロスシート車両の快速でもエエねん。そのうち関西から221系や223系のお古が回ってくるやろから。せやけど間違うてもセミクロス改造なんかしたあかんで。

次回は山陽線にどんな風に快速を走らしたらエエかを書いてみる。(つづく)