E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの電子工学用語集(32)

わしは何年かに一度は自作機を組むことがある。結構楽しいけども、配線だけはストレスがかかる。配線を間違えにくいようにでけんもんか。


アノード

anode

①電子管やダイオードの陽極のことで、略号Aで表記される。また、外部回路から電流の流れ込む電極を意味する。電子管の場合はその形状からプレートと称することが多い。アノード側を高電圧・カソード(陰極:略号K)側を低電圧としたとき、電流が流れやすい。このことから、AからKへ流れる電流を順方向電流、KからAへの電流を逆方向電流とそれぞれ称する。

↔カソード

②電気化学では酸化反応が起こる電極を意味する。陽極化成の際には、酸化させる物質を陽極に取り付けて外部から陽極に電流を流し込む。

→陽極化成

〔詳説〕真空管を動作させる場合、アノードはカソードに対して高電圧に保ち、アノードはカソードから放出された電子を吸収する。ここに、電子の運動エネルギーがアノードに衝突する際に熱エネルギーに変換され、これがアノード損失の原因となる。大電力用電子管ではこのアノード損失の影響による機能の劣化が無視できないので、アノードを冷却する場合がある。

〔補説〕ギリシャ語の「上り口(ανοδεζ)」に基づいてファラデーが命名した。つまり、内部回路へ電流を流し込む端子のことであり、電池などの正極(+)とは必ずしも一致しないことに注意を要する。すなわち、蓄電池や充電池の正極は充電時にアノードとなり、放電時にはカソードとなる。

(本文ここまで)

充電池とかで電池のプラスマイナスと逆方向に電流が流れる場合に、このアノード・カソードの定義をしっとくと混乱が防げて便利やで。せやさかい、このことをでけるだけ早い段階で教えとくと、電気についての学習にも便利で誤解や混乱することもかなり改善されるんやないかて思うねんけどどないやろか?