E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの電子工学用語集(27)

用語集の類を個人で作成するんは困難な作業や。専門外で知識が乏しいと色々の書籍に当たりサイトにアクセスしたりと取材せんならんが、それだけになかなかオリジナルの文章をひねり出すんが困難になる。

いや、もっと困難なんが基礎的な用語や。今回のアドミタンスかてせや。基礎的な用語だけに、基礎を学ぶ人の誤解を防がんとあかんが、同時に正確な記述も必要になるし、これが大変な作業なんやな。


アドミタンス

admittance

交流理論で、ある周波数または角周波数における電流の流れやすさを示す指標で、インピーダンスとは互いに逆数の関係にある。SI単位系の単位はジーメンス(S)である。並列回路の解析に便利である。

インピーダンス

〔補説〕過去にはオームの逆数であることから単位としてモー(℧)が用いられたことがあるが、モーは非SI単位なので、現在はその使用が推奨されていない。

〔詳説〕複素記号法においては、アドミタンスYはY=G+jB(j:虚数単位)の複素数で表され、実部Gをコンダクタンス、虚部Bをサセプタンスという。実際のアドミタンスの大きさは、Gの2乗とBの2乗の和を開平した値で、すなわち、ガウス平面上の実軸上の点Gと虚軸上の点Bと原点とで形成される直角三角形の斜辺の長さがアドミタンスの大きさとなる。一般に、Gは周波数と無関係に一定であり、Bには周波数依存性がある。但し、表皮効果により、周波数が高くなるとGの値が小さくなることがあるが、交流理論では通常この表皮効果は無視される。

また、同ガウス平面上の原点から座標(G,B)までのベクトルの大きさのことでもあり、このベクトルと実軸とのなす角Θが電流と電圧の位相差をなし、このときの力率はcosΘで与えられる。

→コンダクタンス・サセプタンス・表皮効果・力率

(本文ここまで)

案の定、基本的なことを説明するのはホンマに難しかった。これから、電流とか電圧とかもっと説明しにくい語が続出するねんさかい、先が思いやられる。ただ、これで「インピーダンス」の項目のひな型がでけた。