E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(97)

 今日(17日)の「委員会NP」を見たが、委員会のメンバーに中国に対しての危機感が乏しい。中共崩壊は数年後に訪れてもおかしないのに、どうも十年かそこら後の事やないかと思てるみたいやねんな。

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 まあそれはともかくとして、ある出演者から飛び出したいわゆる「中進国の罠」ちゅうキーワードに注目することにした。これは平たく言うたら、「中進国になるんはそない難しないけども、そっから先進国に向けて離陸するんは簡単なことやナイど」ちゅうことやな。実際、東南アジア諸国BRICsがこの罠にハマってしもて抜けだせんようなったあるんやがな。

 昨年9月に、藤田勉・シティグループ証券副会長が毎日新聞のインタビューで「中国は『中進国のワナ』から抜け出せない」て断言してたが、若干ツッコミが足らんけどもまずまず納得でける内容や思たな。人件費が上がったけども生産性や技術革新による商品価値の上昇が見られんでは、外国資本から逃げられたかてしゃあないし、自国内のマーケティングすらでけんねんから、サービス業中心に産業構造の転換しようにもうまいこと行く訳がナイちゅう訳やな。要するに人があかんから離陸でけんちゅうことやな。

 そうは言うても中国の人口は日本の十倍やから、優秀な人材かて日本より一桁多いんは間違いナイ思う。わしが東京で見て来た中国人留学生は皆仰ぎ見る存在やったしな。せやかてそれでも中国には癒しがたい病がある。それは、中国の科学はイマイチで技術が壊滅的にあかんちゅうこととして表れたある。

 Science and Technologyを我が国では「科学技術」と訳す場合が多いけども、科学と技術は似て非なるモンやからこれは誤訳や。科学はあくまでも未知の現象とかを学問的に体系づけることであって、技術はそうした科学的知見を応用して産業分野なんかへフィードバックさすことや。

 中国は学問の自由が完全に保障されてへんさかい、それは自然科学的な思考にも悪影響を及ぼしたある。人類に新たな知見を付け加えさすためには広くて自由な発想や思考が不可欠やのに、中国人にはそれがでける環境が与えられてへん。せやさかい国内で研究者が育たんし、頭脳流出が止まらんねんやんけ。

 ほんで技術者が中国で育たんのは、やはり中国4千年の歴史がジャマしたある思う。天皇から農民に至るまで「万世一系」の歴史の日本人が手に職をつけるために尽力するのに対して、天子のみならず民草に至るまで「易姓革命」の歴史の彼らはそれをやらんと、儲かりそうな職種があれば簡単にそれまでの仕事をほっぽり出してまう。こない刹那的な思考しかでけん民族の中で、「匠」の技なんか絶対に生み出されることはあれへんわい。

 匠の技はものをつくるだけでなしに、サービス業にも必要なことや。日本にはそれがあるから爆買いが下火になったかて訪日中国人のリピート率が高いねんやんけ。この分野なんか中国は日本の後塵を拝するどころか、サービスの理念すらなかなか理解でけんみたいや。これはもうホンマに北京原人からやり直さんとあかんわい(北京原人はホンマは中国人の祖先ちゃうけどな)。

 科学もあかんかって技術もあかんようでは、どうして「中進国の罠」から抜け出せようか。中国から抜け出してるんは留学生ら優秀な人材と共産党幹部の裸官の家族と外資・外貨だけやないかアホ。(つづく)

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