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わしの鉄道事情大研究・京都市営東西線(2)

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 今回も京都市東西線の続きやけども、ここでは主に京阪京津線関連のことを書くことにしたい。

 京津電気軌道によって開業された浜大津三条京阪のうち、御陵―三条京阪は前回にも書いた通り現在は地下路線化されて線形も良うなった上に、路面区間の解消で交通信号に支障されることものうなったんで、三条京阪から浜大津までの所要時間は昔に運転されてた準急とほとんど変わらんねんな。

 せやのにこの区間の各駅の乗降客は減少してしもたある。これは多分に京都市営地下鉄と京阪とで経営分割されたことによる初乗り運賃二重払いの影響やろう。せやから、国からの補助金に目ェ眩んで東西線全線直営化したんは失敗やったんやないかて思うのよ。関西でのうても運賃値上げされたらそらあ客も離れるわい。

 東京の地下鉄には東京メトロなる民営会社が運営する路線があんねんさかい、何も市営である必要なんかナイわいな。仮にも京都は百万都市やし、経営環境がそない厳しいこともあれへんがな。それやったらいっそのこと、東西線は京阪に売り渡した方がエエんちゃうけ?ただそれをやると、一方で近鉄との結びつきのある烏丸線との乗り継ぎ運賃の問題が生じてまうから、「運賃の相互乗り入れ」が必要なるけどな。

 国がゼニ返せ言うて来たら分割で返したらエエんやし、今でも単年度黒字を計上しとるねんからそれが不可能とは思えん。JRに取られた客かて取り返せるやろし、京都市には税収が入って来んねんしの。何より自治体よりも民間企業が運営した方が経営効率かて上がるし、公営ではでけん思い切った施策も取れるやろうよ。

 民営化さえ成れば運賃下げる手段はあるし、東西線内で急行運転復活さすことかて不可能ちゃうやろう。過去の準急同様に御陵―三条京阪間ノンストップ運転して、全列車を烏丸御池以西へ乗り入れすれば、さらに効果的やろうよ。御陵以東は線形も悪い上に勾配区間もあるんで急行運転の旨味が少ないさかい従来通り各駅停車とするんはやむなしやな。

 ほんでから、浜大津付近には路面区間が残っとって、運転及び保安上の隘路になったある。ここを地下化すればより高速の運転も可能になるけども、石山坂本線との乗り換えを考慮すると両線とも地下化する必要があるし、何よりも巨額の工事費用を要する問題がある。路面電車の地下化に道路予算を割り当てることがでけたら改造工事の弾みになるんやろうけど、現状ではあんまし利用客が多いことナイんで、これは長期的な課題やな。

 ただ、大津市の中心に近い浜大津をこのまま放置すんのは滋賀県大津市としても得策やナイことに議論の余地はあらへんやろう。浜大津の駅を地下化して、今みたいに京津線石山坂本線の直通運転がでけるようにしとくねん。この件については次回からの京阪石山坂本線でも述べるつもりや。(しまい)

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