E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(74)

 中国は、政治・経済・軍事・科学・技術いずれの分野でも日本を上回ることはでけん。これは絶対に断言でける。その理由は、中国人間に瀰漫する「拝金主義」や。

 90年前後やったか、ある中国人実業家がテレビカメラ回ってる前で「拝金主義のどこが悪い」と発言したのに少々驚いた記憶がある。日本人やったらナンボ大阪人であっても公共の電波の上でそんな発言ようせんやろう。わしかて経済感覚の鋭敏な大阪人やし、「カネは阿堵物」やなんて達観でけるほど人間がでけとらん。せやけども、最低限の人間としての矜持があったらそんなん言うことは恥ずかしいてなるわいな。

 それに対して、中国人にとってゼニは成功者の証であり、権力の象徴としての意味合いが日本人よりも強い。権力者になることこそが彼らの中では最も成功することなんで、そこに矜持やプライドの入り込む隙はなさそうや。彼の国にはドクターの学位持ってる官僚や政治家がゾロゾロおるねんから、研究成果を挙げることよりも権力志向の方がどんだけ強いかが分かるわな。

 何で拝金主義が国をあかんようにしてまうかちゅうと、銭にならんことをしたがらんようなるからや。世の中には大してカネにはならんけども徒や疎かにでけん仕事はようさんある。例えば、ボールベアリングとかのように付加価値があんまりのうて重量や体積の割に価値(価格)密度が低い機械要素がそれや。でも、これがあらへんかったらクルマとか産業機械とかも製造でけんさかい、どんなに儲けが薄うても、その球形や耐久性を磨き上げるための弛みない努力を続けやんとあかん。

 過去に「長崎屋」ちゅう総合スーパーが、利益率が低い理由で食料品売り場にラップを置かんようにしたら「ラップが買われへんスーパーなんか不便や」ちゅうて客離れ起こして、しまいには経営破綻に追い込まれてしもたことがあった。これは分かりやすい拝金主義の弊害の例で、中国を一つの総合商社と考えたら、経営陣や従業員の大半が拝金主義者やからいずれ倒産してまうことは火ィ見るよりも明らかや。

 一つ一つの安価な機械要素の機能や性能を磨き上げることをようせんで、ロシア製戦闘機を分解してリバースエンジニアリングによって戦闘機を開発するような国が軍事大国を標榜するとはちゃんちゃらおかしいわいアホ。さはさりながら、こういうことはわしらの祖先が千年以上同じ田畑を耕して来た「万世一系」の日本国の民やからこそ言えることで、「易姓革命」の中国人にはこれがなかなか理解でけんことやねんな(柏楊・黄文雄両氏の説による)。こない刹那的な思考から脱却するには同じく千年以上の歳月がかかるやろうから、日本は千年は安泰かな?いや、日本人にも拝金主義者がジワジワ増えてそうやから、油断しとったら中国みたいになるかもしれんど。一応警告しとこ。(つづく)

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