E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・堺筋線(1)

 堺筋線は70年大阪万博のアクセス路線の一つとして阪急千里線(当時は京都本線)と相互乗り入れすることを前提に建設された。南海と直通さす案もあったらしいが、大阪陸運局の裁定で1435ミリ架空線方式にすることが決定された。新京阪鉄道時代からの京都特急始発駅やった天神橋駅は移転して天六天神橋筋六丁目)に改称され、今では単なる島式ホーム1面の途中駅や。

 架空線方式で線形も比較的エエさかいもっと速う走れる思うんやけど、交通局は何でやしらんがこの区間も70キロ走行にしとる。車両限界が厳しいトンネル区間とは言え、これが普通の民鉄やったら100キロ超えで運転しとってもおかしないし、○神ジェットカー並の高加減速車両やったらもっと高速で走れるやろにもったいない。

 線形がエエことを利用して急行運転したら、一番効果が高い地下鉄路線はこの堺筋線や。せやさかい、複々線化とまでは言わんが、せめて途中駅に通過線ぐらい設けて、天六-動物園前間ノンストップ運転でもさしたら、南海や近鉄南大阪線の沿線から京都方面へのアクセスがJR大阪駅経由よりも便利なる可能性がある。天下茶屋から河原町行き特急走らすことは今でも不可能やあらへんど。

 将来はフリーゲージトレインによって南海とも直通運転さす言うてるが、それはまだ開発中の技術であって、実現の見通しが立った訳でもあらへん。もちろんそれがでけたら南海「ラピート」を河原町から出してJRの「はるか」を圧倒することになるやろう。

 こないな具合で、堺筋線は南北に走る市営地下鉄路線の中でも最も潜在能力が高い路線や。沿線に梅田や難波のような繁華街がなかったんが弱み言うたら弱みやけど、せやから乗客が押し寄せることもあらへんので、高速で走れる条件も整ったある。

 次回は、堺筋線の改良とその後のダイヤについて書いてみたい。(つづく)

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