E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・谷町線(1)

 大阪市交通局のことを書くとどないしたかて大阪市に対する罵詈雑言ばっかしになってまうのがわしの悪い癖やけど、この谷町線についても恨みつらみを書き連ねることになる。

 それは、谷町線が南海のキタ進出を阻んだ路線やちゅうことに尽きる。川島氏の著書によると、2号線(谷町線の正式線路名称)が1925年の地下鉄網建設計画として策定されとったとは言え、戦争の影響もあって長いこと棚晒し状態にあってんがな。

 もしかここに南海が路線を建設しとったならば、南海のターミナルは難波から梅田に引っ越ししとって、難波は第二の汐見橋になっとったかもしれん。恐らくは「阪急三番街」のパチもんである「なんばCITY」もでけんかって、未だに戦前に造られたホームを使い続けとったやろう。

 んでもって、南海の車両が使われるんやから集電方式も架空線方式でもっと高速走行でけて、ひょっとしたら複々線化による緩急分離運転を行っとったかもしれん。それが今の谷町線には全然でけてへんねんやんけ。

 しかもや、川島氏が指摘しておられるように、他線からの乗り換えが不便な上に東梅田の立地が悪い。これは工事中に不具合が生じたこともあるんでしゃあないが、ついでに天王寺の立地も悪いんで、御堂筋線のバイパスとして機能してへん問題がある。さらにさらに、起終点の他の路線との接続環境が悪い。大日は大阪モノレール線と接続してはおるが、これは所詮ローカルな中量輸送機関でしかあらへんので、接続の効果はあんましあらへん。

 そこで川島氏は、両端をそれぞれ延伸して他路線とつなぐことを主張しておられ、これは至極もっともなこっちゃ思う。北は府道13号の下を京阪枚方公園または枚方市附近へ、さらには淀川を越えて高槻への延伸が考えられてるらしい。南は八尾飛行場の南を東へ向かい、柏原と安堂の間辺りに駅を造って関西線と近鉄大阪線にそれぞれ接続さすと効果的やろう。

 ところがそないなるとめっちゃ長大な地下鉄路線になるんで、各停運転だけでは辛い。緩急接続かせめて待避線を設けて急行運転をさしたなる。

 心情的には谷町線をぶっ壊してやりたなるが、折角こさえた路線やさかい有効活用せんのはもったいないんで、それを次回に書くことにする。(つづく)

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