E-BOMBERのアホアホブログ

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わしの鉄道事情大研究・阪和線(2)

 阪和線は90年前後位までは超過密路線に数えられ、大阪市内を◯神高速と多層構造にして複々線化する計画があった程やった。せやけど、◯神・淡路大震災で高架橋が手抜き工事もあってバタバタ倒れたことで沿線住民が怖がってしもて、高速計画自体が消滅したこともあって結局中止になってしもた。もしか手抜きがあらへんかったらと思うと残念でならんが、乗客増も既に頭打ちの状態にあるし、大阪市内に待避可能駅が2つあるねんさかい、阪堺間では高野線よりは有利に戦えるわな。

 阪和線には普通・区間快速・B快速・直通快速関空快速紀州路快速・快速・特急と色んな種別の列車が走っとるが、このうち普通以外はかなりアコモのエエ車両が使われてる。JR東では103系が見れんようなって久しいけども、JR西は未だに103の宝庫で、大阪駅でも天王寺でもJR難波でも見れる。

 ところで、JR西は2017年度までに阪和線に合計122両の車両を新製投入する計画を発表してるが、その具体的な内容は明らかにされてへん。せやけど、103系の老朽廃車または他線区へ転属さして、その代わりに3扉通勤車両を投入すんのが最もありそなこっちゃろな。103は普通鋼のずっしり重たい車体でしかも抵抗制御やからエネルギー効率がめっちゃ悪いし、しかも時代遅れのコイルばねで乗り心地もあかんから、この取り替えが急務やしな。

 阪和線は特急も走る高密度路線なんで、普通列車の高加減速運転がでけなんだら優等列車のスピードにも影響が出てまう。これは常磐線中央快速線とかで以前から深刻な問題なったあって、加減速特性が最悪の103系が淘汰された現在でも解決済みとは言い難い。曽根悟・東大名誉教授(交通システム工学)は「列車が遅く走ると乗客が減って省エネ効果が出ない」として、多少エネルギー効率が低下してでも列車は高速で走らんとあかんと主張されてたが、それはその通りやろう。

 せやさかい、普通用には◯神ジェットカー並の高加減速車両が欲しい。鳳以南は列車密度が下がるんでまだどないかなるが、鳳から各駅停車する区間快速の車両でも近鉄旧ラビットカーぐらいの加減速特性があればなおエエ。ラッシュ時には区間快速用の一部の車両かて普通運用することあるやろしの。それにこの路線はインターアーバンやねんから、各駅停車でも阪急京都・神戸線ぐらいのスピードで走って欲しいねんな。

 次回は阪和線のダイヤと列車種別・停車駅について考えを述べたい。(つづく)


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