わしは昔、中国のことが大好きだったが、今では中国が大嫌いである。だから、昔は中国に憧れて中国関連の本を読んだが、今では中国を倒すために読もうと思っている。朝鮮についても同様だが、韓国など中国に比べたら吹けば飛ぶような存在だから、こんなのは放っといても問題ない。
でも、中国は倒さずとも勝手に自滅する。そうなものだから、サーチナやレコチャとかで中国人が「小日本」だの「鬼子」だのと書いてるのを見ても腹は立たない。だから、余程虫の居所が悪くならないと「夏王朝からやり直せ」だの「北京原人からやり直して絶滅しろ」だのと罵詈雑言が飛び出すこともあんまりなくなった。同じように、大韓民国に対して「中国の従属変数め」たら「鳥なき里の蝙蝠外交」たら言うこともない。（←今言うとるがな）
まだまだ修行が足りないわしだから、中韓に対する悪口雑言罵詈讒謗の限りを尽くせと言われればナンボでも出て来るが、この連載はそういうことを書く目的で始めたんではなく、あくまでも「中韓なんか放っといてもじき亡びるねんさかい、亡びた時に慌てんようにしようやないか」てことを言いたいがために書いてるのである。ただ、中国はマジで日本を併呑しようと思っておるし、チョソン人は日本を併合しないと腹の虫が収まらないと言うことだし、それならばわしとしてもこの二国について悪く書かざるを得んわ。
まず、中国人は大ウソつきである。彼らは中国が一度も他国を侵略したことがないと吐かしておるが、もしそれが本当だとしたら、現在の中国の版図は河南省一省分もないことになる。このブログで過去に書いた通り、中国は漢代に「夜郎自大」の語源である夜郎国を攻滅した。その後、チベットの吐蕃やウイグルなども併呑し、その他北方・南方を侵略した結果現在の中共の国土があることは日本の中学生でもしってることだ。
中国人が大ウソつきならば、韓国人は大ボラ吹きだ。放っといたらこの世の森羅万象全てが朝鮮起源だと言い張るのは、朝鮮が二千年来中国の属国であり、独自の文化を構築できなかったインフェリオリティコンプレックスより出たるものなので哀愁を誘うものはある。左は然りながら、日本発祥または日本で発展した文化を自国起源と言うのみならず、その劣化コピーを諸外国に向けて発信するのはガマンならん。茶の湯を朝鮮起源と主張するビデオをネットで流しておったが、湯を沸かすのに平気でポット使ってるのを見せられては唖然たらざるを得なかった。文化果つる朝鮮半島においては、鉄瓶一つなかったということで納得するしかあるまいな。
つまり、中朝韓特定アジア三国に住まう人々は21世紀の今になっても文化とか文明とかに縁遠い哀れな蒼氓であるということだ。毛沢東（けざわひがし・真央ツートン）が文革で過去の文化遺産を悉く破却し、南北朝鮮は温故知新の手段である漢字を捨て去って表音文字でしかないビビンバ文字いやハングルに拘泥して過去の文献を調べる手段を自ら放擲し、中朝の歴史研究の史料と研究者が最も豊富なのは彼らの敵国日本だけという、何とも皮肉な結果を招いていることを意識すらしていない。
彼らは口を揃えて「歴史を忘れた民族に未来はない」と宣うが、それが天に向かって唾する科白であることを理解しているのが日本人だけであることに気づいていない。いや、気づかないのならそのままでも構わない。わしら日本人は、変な三つの国をほっぽって、ASEAN諸国やインドなどと共に次代のアジアを構築することに邁進しよう。モンゴル・カザフスタン・キルギスその他の旧ソ連やその衛星国にも日本の心強い味方だ。ヴァイツゼッカー・旧西独大統領の「過去に対して目を閉ざす者は、現在に対しても盲目になる」という箴言は、日本周辺の変な国々に対して向けられたものではなかろうか？（つづく）
