E-BOMBERのアホアホブログ

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速報・中共崩壊への道(35)

 半島国家が勢力の衝突の場になることは歴史が示している。バルカン半島然り、インドシナ半島然り、朝鮮半島然りだ。現に、古来クリミア韃靼人の地であったクリミア半島はロシアとEUNATOの間で揺れている。イタリア半島ローマ帝国の拠点として栄耀栄華を極めたが、東西分裂後から次第に不安定になり、神聖ローマ帝国時代には権謀術数を巧みにしてマキャベッリに評価されることになるチェーザレ・ボルジアが暗躍するなどぐじゃぐじゃになってしまい、今や過去の大国の面影を残すのみだ。アナトリア半島のトルコは比較的安定していたが、こことても昔はアレクサンドロス大王の東征に巻き込まれ、中世にコンスタンティノープルは十字軍に攻略され、ラテン帝国の首都とされた。近代になってからもクリミア戦争露土戦争が勃発するなどロシア勢力に脅かされるようになり、黒海は波穏やかなりとはとても言えない。

 つまりは、戦争の様式が陸海空になろうとも、核ミサイルが誕生しようとも、半島国家が危険であることに変わりはないということだ。朝鮮戦争は休戦状態にはあるものの、大韓民国政府は休戦協定調印式に参加してはおらず、つまり韓国は今に至るまで形の上では戦争状態にある。

 聞く所では、西日本鉄道グループその他の日本資本が韓国に進出を決めたそうだが、戦火に巻き込まれないことを祈らんばかりである。上記の通り韓国は戦争の最中にあるので短期的には危険なビジネスに首を突っ込んでしまったとの印象が深いが、中長期的には展望が開ける可能性があるのではないかとも思われる。

 と言うのも、現在の韓国の産業構造は日本のそれと似ているからだ。日本が技術移転したのだから当然だが、サムスンと言い現代自と言いポスコと言い、どれも日本の力で現在の地位を得ている企業ばかりだ。そして、彼らは今や日本企業の存在を脅かすまでになった。日本は過去の負い目もあってわざわざおのれのライバルを哺育してしまったのだが、この背景には米国が日本の擡頭を恐れて中韓など反日勢力の肩を持ったことも見逃せない。何しろ日本は世界で唯一現有の大国全てと戦をして時には勝利を収め、勝てないまでも敵を大いに苦しめた国だ。実際、20世紀だけでも中・露・独・米・英・仏と刃を交え、中世には北条時宗が大モンゴル帝国を撃退した。

 その米国の威光もオバマ政権になってから翳りが見え始め、日本は独自の技術で第5世代ステルス戦闘機「心神」の開発を始めたように米国の羈絆から解き放たれつつある。金融分野に目を転じてみても、中国は自ら主導して途上国のインフラ整備用のAIIB(アジアインフラ投資銀行)設立に動き始め、日米から警戒されている。最早米には世界秩序を保つ力はなく、日米同盟強化は自然の流れだ。

 これらのことから、日本は世界第3位の経済大国として独自に北東アジアの経済政策の舵取りができる態勢が整って来ていると見ることが可能だ。だから、日本の匙加減一つで韓国の経済基盤を崩壊させることすらできるようになったとしても言い過ぎではない。実際、サムスンや現代自などは日本の技術流入を杜絶させれば簡単に潰れるし、さすればここ数十年の間にビジネスの機会を韓国に奪われていた日本企業も息を吹き返すだろう。

 ただそうなると、ある人は韓国が崩壊して正恩君が喜んで南下する危険性があると言うだろう。またある人は、こいつは核持ってるし、今は関係が悪化しているとは言え中国という親分がいることに変わりはないぞと言うだろうよ。しかしだ、これまで何度もここで述べて来たように、中国という国は政府も軍部も国民も腐敗臭を放っており、国土は疲弊して空気も水も汚染されてしまっている。こんな国が米国を上回る経済大国になど絶対になれないし、国家の命脈はよく持ってあと5年というところだろうよ。中国が自滅し、後盾を失った北◯鮮はそれに連動してコケるから、中朝仲良く地図上から姿を消す。

 まあそういうことなんで、韓国が変に弱まって北を呼び込むことにならんように、サムスンとかが潰れた後の労働者を、日本資本の西鉄とかが受け皿として引き受けるのも悪くはあんめえ。それならば韓国政府にも一応は所得税とかが入ることだし、日本の基幹産業と敵対関係にならんからお互いにとって悪いことはない。それに、韓国が李朝時代に逆戻りするまで凋落することは日本の防衛上非常にまずい。中共が解体してからもここはロシア勢力との激突の舞台となることはまず間違いないからだ。中朝韓が片付いても次はロシアやぞ。林克明氏は「や◯きの委員会」で「プーチンさんはいい人です」との名言を残したが、それはプーチンさんが油断ならん人やからやで。(つづく)