「東大が率先して軍事研究を行えば他大学もそれに倣うやろうから、日本が軍国主義化してまう」と東大が短絡的に思とるとしたら、それこそ逆に日本の軍国主義化の原因になって、国が亡びてまう。軍事に暗い為政者の無為無策や政治に暗い軍人の暴走によって国が台無しになったて歴史を習わんかったんか東大のアホ教授連中わい？
わしは、東大が国を誤る大本になることだけは絶対に止めささんとあかん思うんで、世間からの大批判を覚悟しもって「東大はアホか！」を書いてんやんけ。軍事研究はむしろ民間が主体になってやらんと国がおかしなってまうちゅうことは、この連載でもこれまでに書いた通りやからな。せやさかい、東大が率先して軍事研究やるようなったら他の大学かてこれに追随するようなって、日本は軍事を民間の手に取り戻して、文民統制が恙無しに執り行われるようなるんやがな。
今回、わしの心強い味方になって頂いた東大院卒の彼女が東大に入学した時の総長の有馬朗人先生（後に文相）は、入学式で、
「東大の世界ランクは25位で、アジアでは1位ですが、上位には欧米の大学しか並んでおらず、まだアジアの1地域大学にすぎません。世界に視野を向けましょう。」
との式辞を入学生に贈ったそうや。有馬先生のこの謙虚で抑制的な発言が当時の東大に力を与えておったんやなかろうかとさえ思われる。
しかるに、時は流れて戦前生まれの優秀な教授陣は東大を後にし、戦後生まれの団塊世代が東大を牛耳り、軍事研究禁止のお達しをするに及んで、彼女は東大を
「アジアの1地域大学どころか、関東の1地方大学になり下がってしまったか。
いや、マスコミ的には『東京国の最高学府』位にしておいた方がいいかな。」
とまで酷評されてるんだわこれが。実際、関東の大学出身者が多数を占める在京マスコミは欧米仕込みの権威主義で社内外にありとあらゆる圧力をかけまくり、おのれらの気に入らん事実はどんだけ重要であっても「報道せん自由」でもって絶対に報道させへんから、一体どの口で産経の加藤編集委員を返さん韓国司法を批判しよるのか思うわい。東京人はわしらのことを「大阪民国人」て揶揄さらしよるが、おのれらこそ情報過疎地に住んどることをしらんねんさかい、韓国人の次ぐらいに哀れに思えるわい。
軍事や戦争を野蛮な行為ちゅうんやったら、テロ集団「イスラム国」の連中の暴戻無慚な行為をお得意の「話し合い」で止めて来いよ。いや、その前に暴力中高生を説得して更生さして見ィよ。それが簡単にでけるぐらいやったら、川崎で中1生徒が惨殺されるような事件なんか起これへんわい。田嶋陽子クラスのドアホ共めが。
現在、東大の、特に文科におられる学生の皆さんには、今の東大の教官連中は基本的にアホとの認識を持って頂きたい。せやさかい、教授の戯言に耳貸すヒマあるんやったら、過去の優れた研究者の論文を読みなはれ。虎は死んでも皮残すだけやけど、人は死して名のみならず著作を残すことを肝に銘じ、生きてるアホより死んだカシコを相手にしなはれや。（しまい）
