E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

東大卒も認めた東大のアホさ加減(2)

 東大どころか旧帝大も出てへん犬猿の類からバカにされては東大も怒り心頭に発しとろうが、残念なことに東大院卒の人もこれに同意しておられるんである。彼女の指摘をつらつら惟んみるに、精密機械工学科のみならず、電気・電子・物工はもちろん計数工学科も軍事研究禁止に見事に抵触してまうんではなかろうか。

 この人はまた、「戦前の後期高齢者世代ほど論理的に考えることができなければ、先を見通す先見の明もないのに、下の世代をゆとり教育でダメにした、団塊世代らしいお達しだな」と痛烈な批判をしておられる。先の世界大戦では優秀な人材を挙って戦場に送り込んで死に追いやる逆淘汰が公然と行われ、それがいわゆる「戦後のドサクサ」の影響を増幅さすことなって、日本の社会全体が甘々な体質になってしもた。焼跡派もまた戦災に加えて戦後のインフレ不況や食糧難などに苛まれ、しかも戦争の影響もあって学習環境が劣悪やったことから、多くの優秀な人材が泣く泣く大学進学を諦めてんな。

 その間隙を体よく埋めたんが、敗戦直後の生まれで、最も多感な時期が高度経済成長期と重なる団塊世代やな。彼らは豊かな物質文明を享受でけたが、その半面おもっくそスポイルもされてしもてんな。せやさかい、働き盛りのバブル景気時代に警鐘を鳴らす立場にありながら「永遠の繁栄」を幻想したんか浮雲の志を抱いて不動産投資なんぞに現を抜かし、バブルの崩壊も見通せんかっただけやなしにその後も無策を貫き通し、挙句の果てに「失われた20年」時代の日本のヘゲモニーを握った罪深い世代でもある。小中学生時代に二度の石油危機を体験した昭和一桁二世のわしらからすれば、平和ボケも甚だしい世代やと言えようか。

 「激しい受験競争にさらされた世代」との反論もあろうが、実はこの頃から大学の大衆化が始まって、学生の質的な低下もこれ以降顕著になる。それにや、60年から70年の安保の間の大学は教育機関としても研究機関としても機能不全に陥った。剰え、連中は不毛な大学紛争を終わらすどころかより過激で暴力的な行動に出て世間を呆れさせ、騒動をやんぴにして物事を穏便に解決する知恵を出す役割はこいつらの後輩に先送りされた。ただ、彼らが学校通ってた時分は日教組の偏向教師が幅を利かしとって、そいつらによって彼らん中に平和絶対主義・厭戦主義が醸成されてまう不幸もあったがの。敗戦の痛手を受けてからあまり日が経っとらんかったとは言え、この時代の教育行政にも大いに問題があったちゅうこっちゃな。ほんで、闘争が終わったら一般企業に就職して、しれっと自民党に投票しとるんやから世話ないで。

 さらに、団塊二世世代は親に甘やかされて育ったんか、これがまた絵に描いたようなアホボンにアホ娘ばっかやから、親の責務としてゆとり教育を導入せざるを得んかったんかね。鳩山邦夫は1948年生まれの東大法科卒やったしなあ。団塊世代と当時の東大卒が日本をムチャムチャにしよったちゅうのはホンマやな。

 確かにこないに無責任な世代では戦争指導なんぞ絶対ムリやから、「軍事研究禁止」言うてほっかむりする以外にあらへんわな。わははははははははは。(つづく)