E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(50)

 STAP細胞を作製した小保方晴子博士は、生物細胞学の教科書を うたぐったからこそ赫々たる研究成果を挙げることがでけた。ましてや、程度の低い連中が作り腐った公民教科書なんぞ疑わんでどないする?「独創とは戦い」と西澤潤一・東北大名誉教授は語ったそうやが、独創性の欠片もあらへんこのブログでさえも、節穴の文化人諸氏から絶賛された教科書に喧嘩売っとんねんさかい、戦場にも高い低いはある。




 大統領制の説明の「積極的な政治」の書き方が気に喰わん。こないに雲をつかむような表現をしとるさかい、社会科の教科書読んどったら眠たなんねんやんけ。もっと具体的に「議会の決議に対して拒否権を行使する権能がある」とか書けんようでは、本気で人を教えようとしとんのかその姿勢を疑われるど。




 遥か遠い昔の08年、当時民主党代表やった小沢一郎なる男が「政権を奪取したら国民本位の予算編成を行う」ちゅうて、その翌年にホンマに天下を取ったら「国家戦略局」作る言うとってんけど、結局法制化でけんまま先の総選挙で民主が惨敗・下野して自動的に廃止と相成り、予算は相変わらず政府(財務省)主導で編成されとんねんな。結局我が国の「選良」は学校秀才を抑えることすらでけんで、これでは学歴社会が何時まで経っても改まらん訳やな。




 予算編成はともかく、法律案作成は議会主導で行われるんが欧米先進国の通例で、「政府立法」とか「議員立法」とかけったいなこと言うとんのんは日本ぐらいなんとちゃうんかいな。せやさかいわしらはバッジつけた連中をついつい軽うに見てまうねんやんけ。「行政権の肥大化」の背景に、「国会議員がアホやから」と書く必要を感じてんのはわしだけやあらへんやろう。




 行財政改革の必要性があることはわしも認めるが、「国鉄分割民営化」は明らかに失敗やった。白ペンキでペケ印つけられた木製枕木の上を今でも気動車特急や貨物列車が毎時100キロ前後の速度で走ってるJR北海道(及びJR貨物)の惨状は、いずれ四国や九州でも見られるようになるやろう。いやいや、開通後の「整備新幹線」が地域交通を次々とワヤくちゃにしとんねんさかい、本州旅客3社も無事では済まんど。(つづく)