E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(43)

 世論調査についての記述があるが、世間もマスメディアもそれに重きを置くんにも限度ちゅうのがあって、それが過ぎたら却って国を誤る思う。政府の繰り出す政策には、消費税率みたいに国民の生活に直結するモンだけやなしに、外交・防衛みたいに平時の国民の関心の薄いモンもあれば、国家百年の計て言われる教育問題かてある。そんなんを十把一絡げにして、「あなたは○○内閣を支持しますか」てアホかちゅうんじゃ。時の政府の攻撃材料が欲しいてならん安モンけのマスコミのすることはこれやからあかんねんやんけ。


 現在の「報道の自由」が「報道の歪曲の自由」として働くことには、具体例を挙げた方が説得力ある思うぞ。例えば前にもどっかで書いたけどな、中国の文化大革命時代に、朝寝新聞のあるトロッコは四人組に不都合なニュースを握り潰さしたことがあったし、しかも日本のマスコミ全社は広告収入が激減することを恐れ、絶対にとある宗教団体について批判がましいことを報じることはせえへんとも聞く。こんなんがあるさかい、日本の報道の自由度の世界ランキングはそない高ならへんねんな。


 それに、写真が載したある「国会に証人喚問されたテレビ局の報道局長(当時)」が具体的にどんな偏向報道したんかを書かいでは、わざわざ教科書に載す意味はあらへんやろう。はっきり書いたれよ。椿が「ニュースステーション」で民主党寄りの発言繰り返して云々て具合によ。わしゃこん時、テレ朝の放送免許取り消しで良かったんちゃうか思たで。こういう話は中学生には生々し過ぎやて言われそうやが、抑も政治ちゅうのは生々しい話が色々出て来よるモンやし、多くの人に政治に興味を持って貰うのんが公民科の目的でもあるねんからの。「オウム事件」時の報道に見られるようなマスコミ全体の「三面記事化」には気ィつけんとあかんのだが、知性を保ちつつ世間の関心を引く手段はゼロやないはずや。んでも、や○きた○じんが言うように「アホから順番に社長なっとる」ような現状ではやっぱゼロか。


 マスメディアのこと書き出したら悪口雑言罵詈讒謗にキリがあらへんのんでこの辺でやめとくが、それは強大な権力を持ってるだけに、暴走したらどんだけ危険かちゅうことを書かんでは、公民科の教科書としては失格やろう。ここに書いたある程度では合格点はつけれん。(つづく)