E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(40)

 政治の世界の生々しさを語る場合、圧力団体抜きには語れんわな。しかも、日本医師会の名ァを出したことは一応は評価でける。でもどーせやったら、山藤章二の「世相あぶり出し」(「オール讀物」連載)で「医師会メッス」オーナーの武見太郎が「落とすぞ」言うてるイラスト(堤義明西武ライオンズオーナーなる時の記者会見のパロディ)でも載したらもっと分かりやすいんやけどな(話は多少ずれるが、猪瀬をワヤにした徳田虎雄は『喧嘩太郎』の異名を取る武見とケンカしとった頃はまだ見所はあったが、政界進出を志して保岡興治と札束乱れ飛ぶ争いを奄美群島区で演じ始めた辺りからおかしなってしもたかな)。




 医師会の握る票数は選挙区にもよるが衆院小選挙区ではおよそ数千票のオーダーらしい。この程度の数は選挙評論によれば当落にさしたる影響はあらへんそうやが、自民の候補者にとってその数千票を失うことがどんだけおっとろしいことなんかは、実際に選挙戦を戦ったことのあるモンでなかったら分からんやろうちゅうことらしいねんな。せやさかい、武見の「落とすぞ」の一言には凄みがあってんやんけ。




 特定秘密保護法案反対デモをする人々をテロリスト呼ばわりした石破茂はあれで株を下げよったな。こういう思考をする男が一国の首席宰相になることは国民にとって不幸なことなんかもしれんので、こいつの動向には注視を要する。示威行動はなるべくしやんに越したことはあらへんのだが、こないした行動をせんことにはアホな政治屋は目ェ覚まさへんのんで、時には一発かますことも必要やねんやんけ。わしは国家機密を保護するための法律が必要なことは否定はせんけども、兎も角審議時間が短すぎた。第二次安倍内閣は、そない米国からえげつないプレッシャー受けとったんけ?




 シンポジウムが開催された時の写真が載ったあるが、記憶力のある人やったら、例の「ヤラセタウンミーティング」のこと覚えてるやろう。人が集まってるとこで、時の政権に都合のエエ質問・回答引き出さしたあのサル芝居をよ。これの仕掛け人の中に安倍晋三がおんねんやんけ。このテの演出は色眼鏡かけて見といた方が間違いは少ないみたいやぞ。




 百目鬼恭三郎「新聞を疑え」によると、新聞の投稿欄に載りやすいんは、記事の内容をオウム返ししたような投稿らしいんで、その効能はあんまし期待せん方がエエやろう。読者も、新聞社がおのれんとこの記事を批判した投稿なんか受け付けへんモンやと観念するこっちゃ。福田赳夫風に言うたら、「天の声にも人の語にも変な声がある」ちゅうことやがな。わはははははは。(つづく)