E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

西宮・白水峡霊園から有馬温泉へのアホアホ道中記

 書くんがおもっくそ遅れたが、先月(11月)の17日に西宮市にある白水峡霊園と有馬温泉に行って来た。土休日の有馬はめっちゃ混むんで、仕事を休んで行くことにした。


 西宮いうたら普通は甲○園とか西宮神社のある街中なんやが、JR宝塚線の宝塚の向こうに西宮名塩ちゅう駅があるちゅうた具合に、結構北の方まで市域が広がっとんねんな。そんなん言うたら道場かて神戸市北区(JR西の神戸市内駅の指定外)やけどな。


 んでその西宮の北の山間地域に叔母の眠る白水峡霊園があるんやけど、わしは長いことご無沙汰しとったんでうっとこの後期高齢者様に連れられて久方ぶりにお参りすることにした。白水峡へは宝塚からバス出てんねんけど、生瀬からでも乗れるんで電車でひと駅余計に行ってそっから乗ることにしてんな。


 ところが、どうも乗るバス間違うたらしい。「おかしいな。何で名塩の駅なんか寄るんやろ?ルート変更でもしたんやろか?」


 ちゅうのんも、墓参り終わったら有馬寄ることにしとったちゅうことで、有馬温泉行のんが来たんで思わず乗ってしもてんやんけ。道が混んどってバスが遅れたんも乗り間違いを誘発したと思うが、言い訳がましいんでよそう。つくづくわしはアホである。


 神戸電鉄有馬温泉駅前からバス乗れば白水峡まで戻れるかて思て降りたが、こっからは出てへんことが判明する。終点の「有馬温泉」まで乗らんとあかんかったらしく、正にミスの連鎖や。ほん少し歩いたら終点まで行けたんで致命傷にはならんかったが、もしかもっと離れとったらと思うとゾッとせんかった。


 ともかくこっからバス乗り直して行けることが分かったんで落ち着いた。ふっと外見たら丁度紅葉の真っ盛りの時季やったんで、緑の中に赤に橙に黄色が混じってなかなかの壮観やった。桜の木も見えたんで、仲春の候に行くんもまたエエんかの。宝塚行のバス乗って今度こそ白水峡へ。


 何年か振りに参った叔母の葬られた墓に花を手向けて一礼をし、再び有馬へ向かうことにする。でも、バスは毎時1本しかあらへんで、40分も待っとれんちゅうことで歩いて戻ることにした。向かう先は「太閤の湯」で、CMソングでお馴染みの兵衛向陽閣のほん近くにある。しもたやなった犬の遊園地とかの前を通りもって、昼の2時頃に到着。着いた思てんけど中入るまで肌寒いとこ30分以上待たされ、ようやっと入場。


 こんなことはあんまし書きたないが、実はうっとこは長いことわしの好かん「朝寝新聞」取っとって(ゴミ売りも売日も産経もあんまし好かんが)、「アサネメイト(朝寝友の会)」の会員になったある。ほしたら会員は600円・同行者(わし)は1500円で入れるねんがな。有馬に近いとこ来て10年以上なるのにまだ行ってへんのもアレや思たんで、太閤の湯ぐらい行きたいな思とったら、安うに入れると来たらそんなんどーでもようなった。わしは軽薄な男である。


 バスの乗り間違いとかで時間取って腹が減っとったさかい、とりあえず茶ァしばいてから乳頭いや入湯することにした(どーでもエエが、Baiduのカナ・漢字変換は一発目が微妙にヒワイやな。別にわしゃこのソフトにいらん学習さした覚えはあらへんが)。因みに太閤の湯は混浴やない。


 ここは金の湯・銀の湯がイチ押しちゅうからまずは金の湯に入るがあちい。3分と持たずに銀の湯に移ったらここは結構良さそう。階段昇って屋上に出たりして色んな湯をハシゴしてたら1時間なんかすぐや。休憩してからメシを食って、土産屋で名物の炭酸せんべいとてっぽう水サイダー買うて、至極満足してから外出た。辺りはもう暗なっとったが、ライトアップされた紅葉がまた印象的やった。ひょっとしたらいっちゃんエエ時分に来たんと違うかのう。


 帰りは神戸電鉄で三田に出て帰ることにしたが、時間なっても駅から電車が出ェへん。どうも対向列車が車輪空転して動かんようなってしもて、わしらの乗った電車が有馬線末端の単線閉塞区間に雪隠詰めされてしもたらしい。神戸電車言うたら過去に磨り減ったポイントとか使い続けて脱線連発さしたことあるんで、もしかその再来かと訝ったが、20分位待っとったら対向列車来て、構内放送の指示に従うて来た電車に乗り換えて有馬口まで行き着いて、混んだ電車で三田まで出た。


 ホンマやったら湯上りにサイダー飲むべきやったんやろうが、メシの方が先やちゅうことで、サイダーは家に帰ってすぐ飲むことにしたが、余程乾いてたんやろうかめっちゃんまかった。


 長いこと駅で待たされて湯冷めしてしもたて思とったら、何や二三日経ってもまだホカホカしとってんがな。胃腸も快調なって、わしゃいっぺんに有馬のファンなってしもた。銭湯並の値段で入れる湯もあるそうやし、今度白水峡にお参り行く時もついでに寄りたなった。有馬はあくまでもついでやけどな。


 これにて、西宮・白水峡霊園と有馬温泉アホアホ道中記の一巻の終わりである。