E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(22)

 男女共同参画の失敗例で、「行き過ぎた性教育」「男女同室着替え」「男女同室宿泊」「男女混合騎馬戦」の例が挙げられてる。もちろんこんなんムチャムチャで、考え出したた奴の顔が見てみたい思う。せやけど、何ゆえにこのような唾棄すべき事柄を考え出したんかを探るんも、社会心理学上重要なことやないやろか。




 思うに、これはある道の専門家(どんな専門かはしらんが、教育関係やろな)がそれなりにドタマを絞って編み出したこっちゃろうと思うけど、それによってどんな弊害が生じるんかすらも想像でけん、視野狭窄の症状が出とるわい。専門知識を蓄えることばっかに凝り固まってしもて、大域的な思考がでけんようになるんが専門家の通弊やけど、わしは正しくそれや思うで。いずれにせえ、現在の専門家育成方法が間違いだらけやちゅうことを端的に示す事例として、声を大にして指摘しとく必要がある。




 男女平等・女権拡大の「ある種の問題」を一身に背負うてるかのような存在として、田嶋陽子なる人物が挙げられる。彼女は「北○鮮みたいな人(村田晃嗣同志社大学長の評言)」で、論理がハタンしたあることを平気で発言して憚ることをしらん稀有の人であるが、彼女みたいなんが女性のオピニオンリーダーのような顔してムチャな発言を繰り返すことこそが、女性の真の意味での解放を妨げとる事実がある。こんなお粗末なんを教授にした法政大の見識のなさと、こんなんを平気で出演さしとるテレ朝やごみうりテレビの無節操さには、ただただ呆れるばかりである。




 主婦(主夫)業は経済学や教育学などの絡んだ先端学際領域の研究対象と言え、しかも腕の振るい甲斐のある立派な社会的存在であるから、これを蔑む奴はアホである。一方で、夫婦共働きで子供を放任した挙句に家庭崩壊してまう例があることを、女権拡張論者はどのように見とんのであろうか。青鞜社の主要設立メンバーの平塚らいてうは、遺族の証言によれば家庭のことを省みることのあれへん人やったそうや。もしこれがホンマやとしたら、「母性論争」で与謝野晶子にかみついといて、母性を最大限に発輝できる場所であろう家庭を抛棄しとることになり、二重基準の見本になってまうがな。




 どうも、我が国の女権拡張運動はその始まりから躓いとるみたいやな。婦人参政権かてGHQが齎したモンやし。彼女らは、口では女性の解放を言いながら、その実は主婦業に勤しむ女性をバカにする差別論者と違うんかと、他人事ながら不安になってくるわい。(つづく)