今日（11日）は我が国最悪の災害から丸２年の日ィである。死者の数だけで言うたら関東大震災の方が多いねんけど、何十年から何百年の将来に亘って福島を始めとした地域に悪影響を及ぼすことを考えたら、直接比較はでけんやろうが、関東大震災を上回るえげつなさであるとしても間違いとは言えんやろう。あと数年もしたら、日本全土で甲状腺がん患者の増加が疫学調査結果として発表されてもおかしないやろよ。
「たけしのTVタックル」や今やっとる「報道ステーション」見とって思うねんけどの、地域の復興は地域の意見を吸い上げてこそのこっちゃろと思うんやんけ。せやのに、ここでも土建屋国家日本の浅墓さと醜悪さを目の当たりにしやんとあかんとは。海岸の景観や漁業の利便性を頭から無視した殺風景な防潮堤の建造で、日本の浜辺の美観は大いに損われることになってまうねんの。アイヤー。
天災の影響を完全になくすることは絶対にでけんが、その影響を最小限のレベルに止めることが現実的であるちゅうことは、○神・淡路大震災その他の大規模災害を経験して得られた貴重な教訓やった筈や。それに、ゲラーのおっさん（東京大教授（地震防災学））が「や○きのそこまで言って委員会」で、辛坊治郎・同委員会副委員長の「そもそも地震て予知できるもんなんですか？」の質問に対して間髪を入れずに
「できましぇん」
答えてや○きをひっくりコケさしたように、ゼニのかけるべきとこを間違うとんねんやんけ。わしゃ地震のことは全然しらんねんけど、今までにあらへん新しい学問分野か技術が開拓されん限りは、地震予知なんか不可能やないかて思うど。地震を調べるためには震央をナンボ調査したかて分かることは殆どあらへんで、震源そのものを調べやんとあかんねんがな。せやけど、地震発生ん時の報道でもあるように、震源の深さちゅうのんは何十キロもあんねんさかい、んなとこ直接調べることなんかでけんわいの。
東北の復興を妨げとる最大の元兇は、霞が関に巣食うとる、国家公務員上級職試験をクリアしたアホな連中であり、そいつらをようコントロールせんアホな立法府の連中である。このブログは「アホアホブログ」と名乗っているだけあって、どこぞにアホがおったらそいつらを糾弾せんではおれんのである。
