E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(9)

 わしも、ちゃんとした監督者がついててたらの条件つきでは、小中学生がITを利用することについては大賛成である。せやけども、彼らはITちゅうか社会の暗部についてようしらん。そんなんで、魑魅魍魎の潜むネットを利用しようちゅうのんは大変に危険なこっちゃないかて思うんやんけ。




 裏サイトにクラスメイトに対しての悪口雑言罵詈讒謗を書き込んでトラブルを起こし、出会い系にアクセスして犯罪に巻き込まれんのんが今の小中高生の現実やねんがな。ネットちゅうのんはホンマにえげつない世界やのに、「プライバシーは一度侵害されると、回復することが大変難しい」とは何眠たいこと書いとんじゃアホ。一度侵害されたら回復は絶対不可能に決まったあるやないかアホンダラボケカス。




 それにやな、21世紀になって10年以上もしとんのによ、「コンパクトディスク(CD)」やなんて時代錯誤な表現をしとるようでは、現代社会を論じる資格はあらへんと断ぜざるを得んわな。こら執筆者、おのれはDVD(デジタル多用途ディスク)もブルーレイもしらんのんか。いっぺん死んで来いこのドアホ。




 現在の中学生は、紙媒体に書いたあることは古臭くて意味のないことで、液晶画面に写ったあることが新しゅうて意味のあることやと錯覚しとる嫌いがあるさかい、それは違うぞと声を大にして言いたい。ITは単なるツールであって、肝心なんはコンテンツやど。ネットちゅうのんは、わしを含めて不特定多数の有象無象が好き勝手に書き散らしとるとこで、そん中からホンマに意味のあるコンテンツをひらうのんにはドタマ(メディアリテラシーの類)が要るちゅうことを心して欲しい。




 ITやのグローバル化やの、まるでこの教科書は日本人を横文字文化にどっぷり浸かれ言いたいんかて思うが、そんなんとんでもないこっちゃ。もちろん、外国の事情や外国語に通じることは悪いことやナイねんけどの、わしら日本人は日本人として立派になることの方が先での、外国のことは二の次やちゅうことをちゃんと理解さす必要がある。ほんで、日本人として立派になるために、海外から入って来る知識や知恵を積極的に利用することに抵抗を感じるようではあかん。おのれを相対的に測ることを忘れたらブサイクになってまうねんや。




 「国際分業」がここでキーワードになっとるが、これが世界全体のためになる国際分業なんか、それとも日本の国益に適う国際分業なんかで、その叙述はおもっくそちごて来るど。ただ言えるんは、自国の国益ばっか考えとる国は国際的に孤立し、逆に、国際協調ばっかに汲々としとる国は諸外国からナメられるちゅう事実やな。(つづく)