E-BOMBERのアホアホブログ

アホなことであろうが何であろうが、わしは書きたいことを書く。ガンバレ○神タ○ガース!

「新しいみんなの公民」もあかんかった(8)

 この教科書のも一つあかんとこは、少子化の原因とその対策についての言及が不十分なとこやな。




 ただ、これについてはわしにも反省しやんとあかんことがある。以前わしはこのブログで「少子化と不況は無関係や。何でやいうたら、貧困が少子化の原因ちゅうが、それやったら低開発国の人口爆発は何やねん」とか書いてたからや。人口の増減に国毎のファクターがあることが認識でけるようなったんは最近のこっちゃ。我が国においては、欧米先進国と同様に経済の停滞も人口減の大きな理由になっとることを認めやんとあかんかった。




 ただ、フランスなど、少子化対策が不十分ながらも一定の実績を挙げてる国もあんねんさかい、そないした海外から知恵をもらうことを躊躇っとってはあかんやろう。それを教科書に書かんで、中学生に少子化のことを論じろちゅうのはムチャやないのんけ?




 少子化のことは今はこの辺でやめとくが、これについてはこの教科書批判以外の場所でも改めて考えてみたい。




 さて、次はIT社会についてか。わしは以前から小中学生がネットやケータイを野放図に使うことについての危険性を指摘する立場やったが、どうも世間ではそれについての認識が甘すぎるのと違うんかと考えとんねんやんけ。法律や社会のルールを辨えない子供が、不特定多数の人間が利用するネットに平気で書き込みをすることがどんだけあむないことなんかを、国の要路におる衆にはもっと意識してもらわんとあかんのだが、何時まで経ってもそれが改まる気配がナイ。




 せやさかいわしはここで、IT社会の影の部分も指摘しときたい。ただ、わしには情報工学の知識が絶対的に不足しとるんで、どこまで問題点を抉れるのんか不安でもあるが。(つづく)